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2022年:新年の酔っ払い講釈3連チャン(その2)。~神事アイテム:日本酒を使った「お屠蘇の奥義」for 関西。

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珍しく関西の方々に送るコラム(もちろん、それ以外の方も読んでOK!)。ただ、ヤバイ情報を入れているので人数限定とさせていただく。

新年に飲む日本酒こと「お屠蘇」は、屠る(ほふる)と蘇る(よみがえる)が合わさった文字。平安時代に嵯峨天皇が「病魔を屠り、魂を蘇らせるお酒」としてスタートした。これは仏教伝来のタイミングと近く、文献を漁ると「中国の宮中で行われていた儀式」であることが分かっている。現代では「正月にテキトーに酒を飲む」という程度の認識であろうが、中国の宮中儀式であった以上、それなりに「実用性」があるのである。では、中国の宮中では、どのようなお屠蘇であったのだろうか?それを、呪術的な側面を含め、こっそり教えておきたい。

では、いこう。

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