見出し画像

勝てるパターンを発見せよ。

ひと昔、格闘技K1のヘビー級は面白かった。ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドもそうだがボブ・サップなども登場していた。K1のヘビー級で面白かったのは「優勝候補が速攻で負ける」ということであった。ヘビー級だけに、まぐれでも1発、当たれば相手は轟沈するのだ。かといって「柔よく剛を制す」的な試合も多く、まさに観ている側としては「K1は何が起こるか分からない」とワクワクさせるのに十分だったのである。

個人的に衝撃のKOは、チェホンマンとマイティ・モーである。モーのサモワン・フックが巨人・チェホンマンに炸裂した。

そして、スーパー・パワーのマイティ・モーが「お前、ミドル級じゃねえの?」という、80kgしかない、ガオグライ・ゲーンノラシンというムエタイチャンプに敗れる。

衝撃的なKOシーンだけでなく「勝てるパターンは人それぞれ」ということを思い知らされた。サッカーの中田英寿も「自分の得意なパターンを磨け」のようなことを口にしていた。日本という平和ボケで優しい国では簡単だ。自分を俯瞰してみて「自分の得意なパターンに正直に生きる」ことは、様々な潜在能力を開花させるであろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?