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『裏S区探訪記』

『裏S区』という話をご存知だろうか?
ネット発祥の怖い話である。
非常に込み入った話なので詳細は省くが、興味のある方は検索していただければすぐに見つかるのでご一読いただきたい。

さて、話の舞台であるS区、裏S区は九州だと明言されている。さらに詳しい場所については諸説紛々だが、モデルとして最も可能性が高いとされている中の一つが、『新門司区』である。
理由を詳細に述べることはこのnoteの趣旨から外れるため割愛させていただく。悪しからずご了承お願いしたい。

今回私は『裏S区』の探索を行うことにした。
どのような共通点があるのか、モデル説は本当なのか、『裏S区』の話は真実か……。

空も怪しげである

まるで足を踏み入れることを拒むかのように、空も暗い。
道路もそこここがこけむしており、時間が止まっているような印象を受ける。

道路より墓地を臨む

車通りも少なく、人に至っては見かけることがなかった。
話にある通り、霊道ゆえに地元の方は通行を控えているのだろうか。
「表」とされる門司区から続くトンネルを通るとどことなく空気が変わった気がした。


……と言いたいとこだが、当たり前ではあるが新門司区はまったくもって普通の地域なので安心してほしい。
お察しの通り、これはジョーク記事である。
お世辞にも北九州は治安がよいとは言えないが、新門司区が特別怪しげな地域であるわけではない。
人通りが少ないのも、平日昼間の雨模様の山間部なので当然であり、事実平野部のコンビニはにぎわっており、高校生が楽しそうに下校の途中であった。
私自身福岡に生まれ育って長いが、裏S区のような地域は聞いたことがない。
色々な地域の特徴を混ぜ、そして創作を多めに混ぜ込んだ、読んで楽しいお話ととらえるべきであろう。
もちろん普通の読者であればそのような受け取り方をしているだろうが。


『S』の根拠とされる猿喰城跡看板


遺構も残る

なかなか珍しいものも見られるので、一度訪れてみてはいかがであろうか?
新たな新門司区の魅力を発見するのも、また一興である。

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