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【EDH】《オレスコスの破滅、ブリマーズ》と相性のいいカードを探す

はじめまして、てすたん と申します。
最近MTGを始めてくれた友人が統率者デッキ『高まる脅威』を購入してEDHデビューしてくれたので、嬉しさのあまり記事にまとめました。
構築済みに収録されているカード以外で相性の良いカードを厳選したので、
これから《オレスコスの破滅、ブリマーズ》を使おうと考えている方の助けになれば幸いです。

統率者解説

ファイレクシアンかアーティファクトのタイプを持つクリーチャーを唱えた時にマナコスト分の培養Xとファイレクシアンが死亡した終了ステップに増殖を行う能力を持つ固有色が白黒の伝説のクリーチャー。

よりシナジーを意識するのであれば、両方の能力に共通しているファイレクシアンタイプを持つクリーチャーを多めに採用するのが良さそう。
また、増殖の能力は各終了ステップのため相手のターンにも誘発する。
可能であれば相手のターン(≒インスタントタイミング)でクリーチャーを生贄にする手段も採用したい。

培養Xから出てくるトークン

1. 培養

培養Nを行う/Incubate Nとは、培養器・トークン1つを+1/+1カウンターN個が置かれた状態で生成することを意味する。
・培養器・トークンは定義済みのトークンである。その第1面は「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持つ無色の培養器・アーティファクト・トークンであり、第2面は無色の0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャー・トークンである。詳細は培養器の項目を参照。

http://mtgwiki.com/wiki/%E5%9F%B9%E9%A4%8A

《太祖の総督》

戦場に出た時に支払ったXの分だけ培養3を繰り返すことのできるクリーチャー。
Xは点数で見たマナコストに含まないため、どんなにマナを支払ってもブリマーズの培養が1になってしまう点は注意。
マナ総量はスタックにある場合Xも含むため、Xの分培養も+1/+1カウンターが乗るようです。ご指摘のありがとうございます。

タップで『培養器』を無料で変身できるのが地味に嬉しいポイント。

《ノーンの審問官》

戦場に出た時に培養2を行うことのできるクリーチャー。
『培養器』を変身させるとサイズが上がる点もGOOD。

《ファイレクシアの覚醒》

出た時に培養4を行えるエンチャント。
ブリマーズから培養はできないが、ファイレクシアン全体に警戒を付与できる能力がとにかく強い。

《種子殻の番人》

出た時に2つの能力から1つを選択できるクリーチャー。
『培養器』を無料で変身させる能力があるので、ブリマーズと組み合わせると実質3マナ5/5のクリーチャー。(強い)

《栄光のドミヌス、モンドラク》

培養で生成される『培養器』がトークンのため1回の培養で2個生成される。
破壊不能カウンターを置くための生贄はアーティファクトでも良いため、培養とはすこぶる相性が良い。

《正典の本質》

ブリマーズと合わせればファイレクシアンを唱えるごとに実質2回培養が誘発することに。
培養の使い道によるが『培養器』を強く使えるデッキであれば採用を検討したい。

《太陽降下》

場のクリーチャーを除去しつつ、培養を行うことのできるソーサリー。
『培養器』は変身するまでクリーチャーではないため、変身せず貯めておいて唱えた後に一気に変身すると気持ち良くなれるかも?

2. 増殖

「増殖を行う/Proliferate」とは、パーマネントプレイヤーのうちでカウンターを持つものを任意の数選び、それらのパーマネントやプレイヤーが既に持っているカウンターを各種類ごとに追加で1個ずつ置くことである。

http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A2%97%E6%AE%96

《永遠溢れの杯》

唱える時に追加で2マナを払うごとに蓄積カウンターを置くことのできるアーティファクト。
蓄積カウンターの分だけ無色マナを生み出すことができるため、増殖で増やすとその分マナを出すことができる。

《霊体のヤギ角》

挙動は《永遠溢れの杯》と似ているが、加えるマナは指定した色マナを生むことができる。
若干重いが増殖と組み合わせると後半爆発的なマナを生み出すことができる。

《神々のピラミッド》

石材カウンターを3つ乗せるまでは、2マナから1マナを生み出すというコスパ最悪のカード。
しかし、3つ乗っていれば3マナ出すことができるハイコスパカードに生まれ変わるため、増殖でラクして増やそう!

《胆液の鼠》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
毒カウンターを自分も含めすべてのプレイヤーに付与するクリーチャー。
役目が終わったら生贄にすれば、ブリマーズの増殖で増やせるのがGOOD。

《ノーンの聖歌隊長》

ブリマーズが出るか攻撃するたびに増殖できるようになるクリーチャー。
出した後は攻撃する必要があるため、ブリマーズを戦闘に強くする工夫が必要になる。
何よりも見た目がかっこいい。

《宝石鉱山》

出した時に採掘カウンターを3個置き、マナを出すたびに1個ずつ減らしていく土地。
カウンターがなくなると生贄に捧げなくてはならないが、
毎ターン増殖でカウンターを増やせばずっと使える。

3. サクり台

サクり台(Sacrifice Outlets)は、起動型能力で自軍のパーマネントを任意に生け贄に捧げることのできるカードを指す通称。「生け贄に捧げる」を俗に「サクる」と言うことに由来する。あるいは「サクリファイス」をそのまま短縮してカタカナで「サクリ台」とも。ドローエンジンなどに倣って「生け贄エンジン」とも呼ばれる。また、英語での呼び名はタップ・アウトレットに通じるものがある。

http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%82%8A%E5%8F%B0

《悪魔の意図》

クリーチャーを生贄に捧げることで、好きなカードを手札に加えられるソーサリー。
生贄が必要なデメリットをブリマーズの増殖のトリガーに変換することができる。

《屑肉の再利用者》

タップ能力のため基本的に1ターンに1度しか起動できないが、軽量のファイレクシアン・クリーチャーかつサクリ台として利用できる貴重な1枚。

《生体融合の解体者》

ファイレクシアンのロード能力(パワー/タフネスを修正する能力)を持つクリーチャー。
普通に出しても強いが、墓地にある時に戦場のアーティファクトやクリーチャーを生贄に捧げて戦場に戻れる能力を持つ。
黒いファイレクシアンデッキには必ず入る1枚。

《要塞の暗殺者》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
サクリ台としての役割も担いつつ、黒以外のクリーチャーを破壊できる貴重な存在。
マナもかからず起動できるのかなり偉いポイント。

《アシュノッドの供犠台》

MTGのサクリ台といえばこのカードを思い浮かべる人も多いカード。
能力はシンプルだが強力で、お値段もお手頃なので余裕があれば手に入れておきたい。

《ファイレクシアの供犠台》

代表的なサクリ台その2。
こちらは1マナだが好きな色のマナを出すことができる。
若干お値段が高めだが、色が多い統率者ほど沁みる1枚。

《クラーク族の鉄工所》

アーティファクトデッキ最強のサクリ台。
モダンフォーマットで再現率の高いループコンボが発見され禁止されてしまった。
ブリマーズの培養で生み出したトークンをそのまま無色2マナに変換できるため、値段は張るが手に入れる価値のあるカード。

《錆びた斬鬼》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
再生する以外の能力を持たないが、好きなタイミングかつ回数制限無しでアーティファクトを生贄にできることに意味があるクリーチャー。
最近は「再生できない」のテキストも減っているため、意外と生き残ることが多い。

《ファイレクシアの疫病王》

王の名に恥じぬ強さを誇るクリーチャー。
クリーチャーを生贄に-1/-1カウンター乗せたターンの終了時にブリマーズの増殖で増やせるのもポイントが高い。

《ファイレクシアの塔》

サクリ台になる土地といえば《ファイレクシアの塔》。
フレーバー的にもファイレクシアンデッキにふさわしい1枚。

4. コスト軽減

《鼓舞する彫像》

厳密にはコスト軽減ではないが、アーティファクト呪文以外に即席を付与するアーティファクト。
『培養器』の数だけ無色のコストに当てることができるぞ!

《ウルザの保育器》

出た時に選択したクリーチャー・タイプのコストを無色2マナ減らすことができるアーティファクト。
自分以外のプレイヤーも軽減されるため対戦相手にファイレクシアン部族デッキがいる場合は要注意。

《肉を穢すもの》

パーマネント・呪文のマナコストに含まれる黒マナ1つを黒Φマナ(2点のライフで代用可能なマナ)に変換する能力を持つクリーチャー。
パーマネントであることと黒マナ1つまでである点に注意。

《信仰を穢すもの》

《肉を穢すもの》と同じサイクルの白のカード。
パーマネント・呪文のマナコストに含まれる白マナ1つを白Φマナ(2点のライフで代用可能なマナ)に変換する能力を持つクリーチャー。
パーマネントであることと白マナ1つまでである点に注意。

《ヨーグモスの息子、ケリク》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
《肉を穢すもの》と違いパーマネント以外も対象になるのと、黒マナもマナ・コストに含まれるだけ2点ライフで代用できようになった。
支払ったライフは自身が絆魂を持っているため後から回収できる点も強い。
ライフは1点までかすり傷です!

5. エースカード

やはり自分で構築したデッキには必殺カードが欲しくなるのではないでしょうか?
デッキに1、2枚はこういったカードを忍ばせて置くと、より楽しくなること間違いなし!

《エリシュ・ノーン / 銀白の刻文》

コストを払って追放すると裏面のエンチャント-英雄譚に変身するクリーチャー。
書いてあることがただ強い。
裏面の第3章まで行けばもう勝利は目前!

《機械の母、エリシュ・ノーン》

自分の戦場に出た時の能力は2倍になり、相手の出た時能力を誘発させなくするクリーチャー。
これ1枚だけで機能不全に陥るデッキがあるほど。
ぜひお試しあれ。

《シェオルドレッド / 真実の教典》

《エリシュ・ノーン》と同じくコストを払って追放すると裏面のエンチャント-英雄譚に変身するクリーチャー。
変身条件が対戦相手の墓地に8枚以上カードがなければいけないため、ちょっと厳しい。
裏面の第3章で相手の墓地のカードも奪える点が強すぎる!

《荒廃のドラゴン、スキジリクス》

説明不要!ドラゴン!飛行!感染!速攻!再生!最強!

《ワームとぐろエンジン》

6マナ6/6、接死、絆魂と強いことしか書いていないクリーチャー。
死亡しても2体に分裂するため、サクリ台さえあれば1枚で3枚分の増殖ができることに…

《艱苦の伝令》

即席を持っているため見た目以上に軽く出せるクリーチャー。
ファイレクシアン・タイプは持っていないが、培養で出したトークンを即席のコストに当てることが可能に。
アーティファクトのサクリ台になれる点もGOOD。

《別館の大長》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
相手が呪文を唱えるたびに1マナ多く払わないと打ち消すという能力を持ったクリーチャー。
呪文を連打する系のデッキはこれ1枚でだいぶ速度を遅くすることができる。

《大修道士、エリシュ・ノーン》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
こちらは初代ノーン様、自軍を強化し敵軍を弱らせる効果は圧巻。
弱いクリーチャーは戦場にいることすら許さない絶対的な盤面で、場を掌握しませんか?

《囁く者、シェオルドレッド》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
こちらも初代シェオルドレッド様、自分のターンには墓地からクリーチャーを戦場に戻し、相手ターンにはクリーチャー生贄を要求する。
地味に沼わたりを持っているため、《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》があれば相手がブロックできなくなるぞ!

《荒廃鋼の巨像》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
トランプル!感染!破壊不能!最強!
こいつを唱えるとブリマーズの培養が12になるのが恐ろしい。
墓地に行くとライブラリーに戻ってしまうため、墓地からリアニメイトできない点は注意。

6. その他

今まで上げた項目には分類できないが、ブリマーズとシナジーのあるカード

《離反ダニ、スクレルヴ》

白Φマナとタップで呪禁とその色のクリーチャーはブロックできない効果を付与するクリーチャー。
ファイレクシアンかつブリマーズを守れる貴重な存在。

《ファイレクシアの破棄者》

土地以外のカードの起動型能力を起動不可にするクリーチャー。
マナ能力も起動できなくなるため、大量にマナを生成するクリーチャーなどを指定すると相手を機能不全にできるぞ!

《疫病のマイア》

ファイレクシアンかつマナ生成クリーチャー。
序盤のマナ基盤を支えつつ、毒殺も狙えるナイスな1枚。

《ギックスの僧侶》

オラクル変更により現在はファイレクシアン・タイプを持っている。
戦場に出た時に黒3マナが帰ってくるクリーチャー。
出す時のマナを実質無料にしつつ、ブリマーズで培養もできてかなりお得。

《別館の歩哨》

出た時に3マナ以下のアーティファクトかクリーチャーを追放できるクリーチャー。
意外に3マナ以下が出てくる機会は多いため、使い勝手の良い1枚。
毒性で毒殺が狙えるのも地味に嬉しい。

《ヨーグモスの法務官、ギックス》

ファイレクシアンに意外といないドローをもたらしてくれるクリーチャー。
白・黒ファイレクシアンの中でドローできるカードは貴重なので、マストで採用したい1枚。

《ファイレクシアの検閲官》

ファイレクシアンデッキ以外は1ターンに1枚しか呪文を唱えられなくしてしまうクリーチャー。
ファイレクシアン以外のクリーチャーがタップ状態で出るのも地味にしんどい。
ファイレクシアンに寄せるならこちらもマストな1枚。

《ボディ・スナッチャー》

死亡した時に《ボディ・スナッチャー》自身を追放することで、選択した墓地のクリーチャーを戦場に戻す能力を持つクリーチャー。
本体が4マナと比較的軽いため、サクリ台と合わせてエースカードを早期に着地させよう!

《ギックスのくぐつ師》

自分が2枚目のカードを引くたびにドレインできる効果を持つクリーチャー。
《ファイレクシアの闘技場》があれば毎ターン確実に効果を誘発でき、支払ったライフも返ってくるためお得。
死亡した時に墓地の3マナ以下のクリーチャーを戦場に戻す能力も強力!
サクリ台を使って、墓地のクリーチャーを使い回そう。

《スカージの使い魔》

コストは重いが意外と重宝する1枚。
手札からカードを捨てるコストは痛いが墓地にいることで役目を果たすカードを捨てれば有利な条件でマナ加速ができる!

最後に

ここまで読んで頂いた方、長々とお付き合い頂きありがとうございました。
好評であればまた他の統率者と相性のいいカードを記事にしようと思います。
良ければ記事をスキして頂けると嬉しいです。
ではまた。

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