★読書愛好会(83)
今朝、父を送り出してから白米、味噌汁、おしんこ、海苔、納豆、玉子焼きを食べつつ読売新聞を読んでいたら以下のような投書がありました。
【60代半ばの主婦。人と親しく付き合うことに怖さを感じ、悩んでいます。
昨年、地域の活動で同年代の女性と知り合い、親しくなりました。半年ほどの付き合いで、お互い名字は知っていても、電話番号は知らない間柄。近所の散歩コースについて話したり、彼女が私の演奏会に応援に来てくれたりしました。
昨年末、彼女から「検査入院する」と告げられ、私は「頑張ってきてね」と言い別れました。それから数か月、活動に彼女の姿がないので心配していましたが、最近、亡くなられていたことを人づてに知りました。
同じ歌手を応援していた別の友人も病気で連絡が取れなくなりましたが、怖くて安否を確かめられません。
やっと親しくなれたと思ったら、いつの間にか姿を消してしまう。さみしい気持ちをどうしたらよいのか、親しくなる際の距離感がわかりません。(東京・H子)】
この女性は親しい人がこの世からいなくなるという喪失感に耐えられないんでしょうかね。すごく情が深い人なのかもしれません。あるいは「他人依存症」という名前の軽い、精神系統の病気なのかも。
僕は親しい友人が全くいないのでよく分かりませんが。
母が死んだときも全然悲しくなかったわけだし。僕はその方面の喪失感とは今のところ無縁ですね。
そして思うのは、今後、徐々にそれを経験するんじゃないかと。なぜならば社会人になれば自然現象で知り合いが増えるからです。杉並学院には現状でも教師が30人以上いるんですよ。もちろん全員とは仲良しになれないと思いますが、二、三人ぐらいならかなり親しくなりそうな予感があります。数学の豊田先生とか、保健室のゆかり先生とか、大好きなんです。
新しい出会いに喜び、そして親しい人々とのお別れで悲しみ。これは誰でも経験することですよね。人はいつか必ず死にますので。私学は転勤がありませんけど定年退職はあります。親しい先生が退職したら寂しいだろうなあ。
父が死んだら僕はかなり悲しいと思いますね。できるだけ病気しないで元気に過ごして欲しいです。
一番気になるのは父が野菜、果物をあまり食べないことです。野菜たっぷりのスープ、味噌汁などがいいんじゃないかと思いますけど暑くなると温かい汁物を食べたい気持ちが薄まりますから、それが悩みです。
そこで、豚モヤシというメニューを開発しました。モヤシ、豚肉の細切れを茹でて冷まし、だし汁、酢、ゴマ油で味を整えます。父は豚モヤシが大好きで、大きな皿に盛りつけるとすごい勢いで完食しますよ。
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