★極道学園(512)

今朝は海上レストランでコイケ、イタハナと食事した。ポテトサラダ、ベーコン、目玉焼き、トースト&バター、牛乳、トマトJuice。コイケたちは、来月のうなぎフェアで出すうなぎの味をチェックしていた。うなぎフェアでは三日で5000食が完売になるのだ。一食1000円で計算して500万円の売上だ。

海上レストランのバイキングは相変わらず満員御礼だ。朝夕は宿泊者のみ、昼は一般客OKなのだがどちらも常に満席である。一般客は予約しないと入店が難しい。

朝から晩まで食洗機は回りっぱなしである。皿洗いのバイトは学生を中心に五人くらいが常時出勤している。

毎週必ずイベントがあり、マグロの解体ショーや蟹食べ放題フェアなど話題性のある企画をしょっちゅう実施している。

鉄板焼きコーナーはいつも長い列ができる。寿司、ラーメンコーナーも人気がある。天気の良い日は好きな料理を何皿か盛りつけて外で海を眺めながら食べる宿泊客が大勢いる。

ところで俺は最近、事故防止のためアメリカンバイクに乗ろうと考えた。アメリカンは構造上、コーナーを激しく攻めたりできないためコーナリング中の事故が起こりにくいのである。車体を倒すとメインStandが即座に接地するためバイクを深く倒せないからだ。

組員たちにアンケートをとり、人気があるアメリカン上位三台を購入しようと考えた。ところがうちの組員は太田を筆頭に峠道を激しく走るのが大好きな連中ばかりでアメリカンバイクには全く興味を示さない。全く困ったもんだ。

ホンダ、スズキ、YAMAHA、カワサキの販売店を回りいろんなアメリカンに乗ってみた。結果、何を感じたかというと「アメリカンには乗りたくない」(笑)

うちの組はハーレーを10台持っているが乗る者がいないため埃まみれである。棄てるのは惜しいので石川の薩川組長に電話したら欲しいというので二台を譲渡した。親分は若い衆を一人連れて新幹線で上京し、バイクに乗って金沢に帰っていった。

俺は再びRZ500で爆走を始めた。やはりレーサーTypeのバイクが俺には一番だ。俺がバイクに求めるのは耕運機的なのどかさではなく、ドキドキわくわくの緊迫感なのである。

ただし今後レースに出るのは控えたい。骨折していろんな人に多大な負担を与えてしまった。ロバーツ田宮の採用は怪我の功名だが、清、慶子にも介護でかなり世話になったため、大怪我は避けたい気持ちが強い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?