No.12 ズボンのすそ上げをお願いするのが恥ずかしいときの大発明

博士、聞いてよ〜！ 今日ジーパンを買ったんだけど、すそ上げしますか？って聞かれて、とっさに断っちゃったんだ。なんだか「僕は短足です」って言ってるみたいだし、店員さんがひざまずいて作業してくれるのが申し訳なくて…。

ほう、じゃがわしの一族に代々伝わる7000の家訓の1つに、
「足と人生は、太く短いほうがいい」というのがあるぞい！

わあ、家訓多いし独特！ でも僕はすそ長いのが好きじゃないんだよね。
なんとか店員さんに頼まずにすそ上げできる発明品をつくってよ、博士！

おっけい！ 別の家訓にも、
「すそがらみの相談事をされたら、なるべく応えるべし」というのがあることじゃしな。

〜3時後〜

完成じゃぞい！！！

おお！なんか見たことある造形だけど(※No.9参照)
…どういう発明なの？

こいつはな、長ズボンを一律に7分丈にしてくれる画期的なマシーンなのじゃ！！ しかも、どんなズボンも必ずチェック柄のロールアップにしてくれるから、履いてて気分もアゲアゲじゃぞい！！

すごい！！ これは博士、夏に差し掛かって急にオシャレにめざめた大学1年生とかの役に立ちそうだね。

そうじゃろそうじゃろ！ うちの家訓にも
「今年の夏はくるぶし、出してこ」っていうのがあるしな。
君も使ってみてくれい！

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今日も、ちいさな社会問題を解決した(？)ポン・コッツ博士。
明日もまた、あらたな発明に期待しよう！