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No.9 オフィスの冷房が寒すぎるときの大発明

ちま夫:
博士、聞いてよ〜! 職場の部長が暑がりなんだけど、ちょっと目を離すとオフィスの冷房を18度に下げるんだ。おかげですぐお腹くだしちゃって…。


博士:
ふむ、君の胃腸が貧弱なのは今にはじまったことではないが、それは確かにまわりの社員がかわいそうじゃぞい。よし、わしに任せるのじゃ! そして事態が解決したら、オフィスのすべての女性社員たちに「博士のおかげで」と伝えて回るのじゃぞ

ちま夫:
地味にイヤな役回りだけど、背に腹は変えられない、たのむよ。


〜2時間後〜


博士:
完成じゃぞい!!!




ちま夫:
おお! なんか刃物見えてるけど大丈夫? 合法??


博士:
安心せい。こいつは狙った相手が長ズボンを履いているとき、気づかれぬままホットパンツ丈に切り落としてくれる達人ロボなのじゃ!!




ちま夫:
(ちゃんと違法だったけど)すごい!! 腿の太い血管が露出して冷やされることで、体感温度が下がり、結果的に冷房を下げなくなるっていう寸法だね?


博士:
あ、いやわしは純粋に「毎日知らぬ間にホットパンツにされるオフィスには気味悪さと恥ずかしさが相まって来なくなるじゃろ」くらいの考えじゃったが、君の説明のほうが賢そうじゃから採用! さあ女子たちに広めてくるがよい!!


ちま夫:
はあ…とりあえず使ってみるよ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日も、ちいさな社会問題を解決したポン・コッツ博士。
明日もまた、あらたな発明に期待しよう!



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