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【ビルディバイド】6月町田会使用デッキ解説【ペトロ型レベッカデッキ】

記事を読んでいただき、ありがとうございます。にんじん先生です。
6/4に行われた町田会において準優勝させていただき、一応の成果を出せたかなということで、本日はデッキ解説記事となってます。
まずはデッキ画像から。

下記に掲載してる世間的に最後に成績を残しているレベッカデッキと同じカードはテリトリー、エース込みで僅か5種。かなりガラパゴス的に調整を重ねた構築となります。

もとや選手北海道大会で2位のレベッカ、構築が綺麗ですね。

さて、おそらく僕のレシピの中で「どう使うのか分からん」や「そもそも強く見えない」と皆さんが感じるカードが2,3種見当がついているので、それらをピックアップしてコメントしていきたいと思います。


▼【スナイピング・ターゲット】

 このカードを4枚積んで大会出たことある人、全国で自分ただ1人説
 マリガンは全力でエースを探しに行くのですが、マリガンした後、エースが初手にキープ出来なかった場合、エースの引き込みに多大な貢献をしてくれる1枚です。2コストでスカウト1と1ドローを実質2回行ってくれる動きはあの【新兵器開発】を上回るコスパを誇ります。攻撃されなかったらどうするのかって? 攻撃されなければキャントリップで攻撃防いだ挙句、ライフトップにはこのカードが居座り続けるので、相手にとってはその方が嫌なんじゃないのでしょうか。
 また、【地下武装庫 アーセナルフォート】解放後はライフトップがこのカード確定の状態で、【新兵器開発】をダメージ源として構えながら(このカードがライフから殴られて誘発し、【新兵器開発】を手打ちすることによって3ドロー目まで到達出来る)動ける動きがめちゃめちゃ気に入ってます。

▼【虚数残影 ペトロネラ】

 このデッキの最重要カード、特に【アーセナルフォート】が相手ターンにこのカードを対象に【遅滞戦術】をプレイしてドロー枚数を稼ぐ動きはかなり頻発します。
 さらなるオシャレプレイ。テリトリー解放後【新進機鋭 エイラ】などをプレイして自分ターンのドロー枚数が3枚で止まっているとき、このカードを対象に【不意の衝撃】をプレイし、4枚目のドローへたどり着く動きはかなりオシャレ。 10000ダメージのリムーブ除去を叩きこみましょう。

▼【フェンリスヴォルフ】

 【爆砕の白雪姫 マルガレータ】+【赫灼竜 ヴォルガネード】+【整然の聖兵 ネブリナ】の盤面に対抗するためのカード、他上振れた【喫茶リコリコ】の盤面を【アーセナルフォート】の効果と併用しながら押し返します。 一例ですが、上記の【マルガレータ】盤面を返す、頭の中のたらればを記載しておきます。

 後手6エナ目、自分ターン想定
手順1).2ドローコマンド、あるいは【エイラ】、あるいは盤面の【ペトロネラ】を対象に取れる1ドローコマンドをプレイ。【アーセナルフォート】で【ネブリナ】に2000、【マルガレータ】に3000ダメージ。
手順2).【フェンリスヴォルフ】プレイ、相手のユニット全て-4000。このまま相手がこれを受けた場合、【ネブリナ】の永続効果の条件が満たせなくなり墓地へ送られるため、相手はこれに対応【爆散の小劇場】で【マルガレータ】を破壊し、【ネブリナ】のパワーを+3000する可能性が高い。後に【マルガレータ】が盤面へ戻る。
手順3).【スウェットワーカー イメルダ】か1ドローコマンドで1枚引き、テリトリー効果で【マルガレータ】に10000ダメージ。相手は対応【爆散の小劇場】で【マルガレータ】を破壊し、【ヴォルガネード】のパワーを+3000。
手順4).【エイラ】あるいは【ペトロネラ】あるいは【イメルダ】で【ネブリナ】にアタック、相打ちで【ネブリナ】を破壊。この時対応で【爆散の小劇場】で【ヴォルガネード】を破壊し、【ネブリナ】のパワーを上げるならそれでよし。

 【ヴォルガネード】こそ面に残りますが、悪くなく、2の【爆散の小劇場】に対応して【不意の爆発】を使えた場合、面の全破壊も狙えます。(※そして相手の頭の中ではパターン化されてないので度重なる【爆散の小劇場】要求タイミングでの考慮時間により、このやりとりターンは5分以上はかかっちゃうぞ☆、ビルディバイド難しいね
 上記パターンはマルガレータ対面のときに常に頭に入れてる行動パターンですが、実際は手札と照らし合わせながらもっとアドリブ的に組み立てます、何かの参考になれば幸いです。

▼【総括と決勝動画】


 https://www.youtube.com/watch?v=jy7hkUpp9hM

 上記はこのデッキを使用した決勝戦の動画となります、実際の動きの確認をしたい方はこちらをどうぞ。 運営スタッフのウーティス様 https://twitter.com/nobody_rebuild が投稿していただけました、ありがとうございます。
 このデッキ、今のビルディバイドのメタゲーム上位デッキに共通する明確な強い押し付けパターンが存在しない構築で上位デッキ全てに対して少し不利だと考えてます。単騎ユニットによる細い攻めのラインを通しつつ、バトルのぶつかり合いになったとき手数でテンポをちまちま稼いで全ての試合をどうにかこうにか勝てたらいいなというかなり大変なデッキですが、プレイ感は「カードゲームやってるわぁ……」って感じを浴びるほど感じれます。
 
世間でなにかと話題の【青黒門イシュタルテ】にも絶望的に相性が悪いとまではいかないので、突破口をお探しの方はこのデッキを基軸に自分なりのカスタムを施して試してみてはいかがでしょうか。


それでは、また。

画像版権
・ビルディバイド公式サイト様
https://build-divide.com/


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