2024/4/4 社内向け週報公開します!


みなさんこんにちは、医療法人丸岡医院理事丸岡悠です。令和6年度になり、毎週金曜日に週報を
みなさんと共有させていただけたらと思います。これは、法人社内向けの週報ですが、これから僕達のグループに入ってくれる方々も「役員の頭の中」を知る事で目指す方向性を一致させたり、マインドの共有ができる気がしてNoteでもシェアさせてもらいますので、よろしくお願いします!
週報を報告させていただく以前に、昨年の振り返りをさせていただけたらと思います。

【庄内プライベートクリニック】
昨年は庄内プライベートクリニックの開設が大きなイベントとしてありましたが、おかげさまで患
者様の来院増えており、すでに新規患者様が200名以上を超えました。働いているスタッフの皆さ
んのおかげで非常に満足度の高いクリニックになっているとご好評いただいております。
僕が、美容クリニックをオープンした理由は「地域のかかりつけ美容クリニック」になることで
した。すでにスタンダードになってきている美容医療は今後「歯科矯正」のうように当たり前の
医療になると思っています。新規事業に参入することは失敗するリスクや、新しい作業を覚える手
間などネガティヴな側面もありますが、それと同時に「新しい事にチャレンジしなければ衰退す
る」という避けられない事実があります。それらを天秤にかけた時に「現状の安定」を取るか「リ
スクを最小にしながらもチャレンジするか」のどちらをみなさんは選択したいですか?私はもち
ろん後者を選択したいです。既存の事業である「保険診療」「介護事業」が堅調なうちに、新規
事業を成功させることが長期的に医療法人丸岡医院の安定につながり、雇用や給与の安定つな
がっていきます。丸岡医院がこの約20年以上「我々でしか提供できない地域医療」を提供することで築き上げてきた地盤を「美容医療」の中でも提供していきたいと思っています。

【千葉分院】
そしてもう一点は「丸岡医院 千葉分院の開設」がありました。こちらもおかげさま横山分院長
を始めとして、少数精鋭の部隊で見事に収益安定化を成し遂げていただきました。これにて医療
法人丸岡医院は開設以来初の「年間売り上げ10億円」を突破することができました。当然新規
事業が増えているため、まだまだ利益率が低いものの、この社会情勢のなかで、着実に売り上げ
を伸ばすことができているのは間違いなく我々の強みだと思っています。

【給食事業の分離】
不採算部門であった給食事業がステルスグループ株式会社に昨年2月に売却されました。高齢者住
宅向けの宅食事業では「顧客数」と「顧客単価」が固定されています。いくら値上げをしたとして
も、入居者のご高齢者の食費をどんどん上げることはできません。医療法人としても非常に苦し
い状況でした。そこで、株式会社にこの領域を売却することで、施設外への収益を求めました。
これも非常に大きなチャレンジでしたが、給食部門のスタッフが本当に努力を重ねて、見事に立ち
上げを成功させることができました。念願の赤字脱却となり、時間外労働も減りました。「おに
まる」がオープンしたのちに酒田市内にはおにぎり屋さんも増えていきましたが、お客様からは
「一番美味しい」というお声もたくさん頂戴しています。実はこんなポテンシャルがあったのにも
関わらず、我々経営者はその力を発揮させれていなかったと非常に反省しております。

【これからの目指す医療法人の姿】
新規事業の立ち上げとその成功、既存事業の立て直し、その二つの出来事から我々が学んだこと
は「失敗を恐れずにチャレンジする」ことの大切さです。医療法人丸岡医院に所属していただいて
るみなさんのポテンシャル、潜在能力は本当に発揮されているでしょうか?今までの「慣例」や
「決まりごと」を盾にして「改善しなければならない部分に目をつぶっている」状態になってい
ないでしょうか?もう一度一緒にその課題について考えていけたらと思います。
2020年酒田市の人口は10万人を切りました。しかし、高齢者の数は3.5万人もいらっしゃいま
す。しかし、2040年にはその高齢者の数は3万人をいよいよ下回ります。さらに深刻なのは総人
口は6万人台に突入するということです。つまり「一人一人の生産性を上げないといけない」時代
に突入するということです。それと同時に「20年後には今の事業は衰退する」という可能性が非
常高いということです。まだまだ先の話ですが、僕はそのさらに先の40年後の地域や社会を見据
えて様々な事業を展開しています。僕たちの子供、そして孫が今より豊かに暮らせるためにはどうやって組織が長く続いて、地域に雇用を生み出し、そして我々の強みを活かしていけるのか?を考えています。僕はそこから逃げずに、その目標を達成するために努力をし続けるので、ぜひお力を貸していただきたいのです。一人では何も成し遂げることができません、当然失敗することもあ
ります。それでも僕が思う地域や社会の幸せのために、一緒に医療法人の組織作りをしていただけ
たらと思います。

【週報】
個人としては朝4時に起きて、散歩をする習慣を始めました。三日坊主にはどうにかならずに、
頑張っております。散歩中にゴミ拾いをしたり、精神的にも安定することができる印象です。
そして、令和6年度の一番大きな事業として「新規の高齢者施設建設」の最終調整作業を行なっ
ています。居室数52部屋、デイサービスセンターは33名の規模となっております。建築費高騰で
予算であった6億3千万をオーバーしており、難航していますが、ステルスグループの事業である
「コンテナ建築」を上手に利用することでどうにか予算内に収まりそうです。これが確定するの
が4月半ばとなっておりますので、確定しだい皆様にご連絡させていただきます。
訪問介護事業所の方々、幸史さんには施設の設計のアイディア出しをしていただき、非常に助かり
ました。この場でも感謝申し上げます。また、理事会では平向人事部長による個別面談の強化を
行うことが決定されました。これから法人内の全職員に対して個別の面談を行ってまいります。
これは、どんな些細な事でも構いませんし、困っている事や、法人に対して共有したい事などを
詳細に聞き取りより良い組織となるようにするためのものです。協力して風通しの良い組織にして
いきましょう!よろしくお願いいたします。

医療法人丸岡医院 理事 丸岡悠

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