某柔道整復師との会話

先日の某柔道整復師とのツイッター(X)上での会話を記載します。
それぞれのツイートに「僕」、「柔」がついています。
ブログアドレスは記入していません
 
僕(広く全員に向けたツイート):
「整骨院」「整体」「整形外科」などの違いが分からない人が多いと思うので解説します。
まず、「整骨院」は本来の名称は「接骨院」で、資格としては国家資格の「柔道整復師」です。
柔道整復師は3年間の教育でとれる国家資格です。施術対象は外傷、「打撲」「捻挫」「挫傷」を対象とします。
 
 
柔(突然絡んできた。過去に会話歴なし):
【誤った情報の流布に注意】
✕「施術対象は外傷、「打撲」「捻挫」「挫傷」を対象とします。」
〇歴史的にそのような背景はありますが、施術の対象疾患や対象傷病は特に定められていません。柔道整復師は柔道整復を行えます。
 
 
僕:
そうなんですね。
素人質問で恐縮ですが、柔道整復術は全身の全ての急性疾患慢性疾患を対象とするのですか?
それはどこか(何か)に定義されているのですか?
 
 
 
柔:
「定められていません」
「ほな、全てですか?」
「無と全は違います。」
玄人返答で恐縮ですが、「柔道整復」というものは現行法では定義がないんです。慣習的に定義があると解釈する人が多い印象です。
詳しくはこちらの厚労省のサイトをご覧ください↓
(厚労省アドレスではなく自分のブログアドレスを記載)
 
 
僕:
リンク先は厚労省サイトではなくブログのようですがLINE登録のポップアップが出てきて読めません残念です
玄人様でしたらお答えいただけると思うので再度お聞きしますが、柔道整復術は全身の全ての急性慢性疾患を対象にするということですか?
 
 
柔:
だから施術の対象は定められていないんですよ...自分の過去のツイートの訂正が面倒で理解力がないキャラを演じてるんでしょうか
例え話でもしましょうかね!
『ある小さな町に、有名な料理学校がありました。この学校では、以前から美味しい料理を作るためのレシピが自然に伝えられ、それに基づいて学生たちは自分たちの中で一定のルールを持って料理を作っていました。
しかし、やがて学校は料理の基本技術や安全衛生に関する厳格なルールを設けるようになりました。「ナイフを安全に使うこと」「調理台を清潔に保つこと」「食材を適切に保管すること」といった禁止事項です。これらの禁止事項は、学生たちが安全かつ効率的に料理を作るためという理由で追加されました。この禁止事項とともに学生たちには学生証が与えられました。
学生たちは禁止事項の枠内で自由に創造力を発揮し、自分たちの方法で試行錯誤を重ね、禁止事項を遵守しつつも、既存の技術や新しいアイデアを取り入れて独自のレシピを完成させました。
結果として禁止事項の枠内でありながらもレシピを開発し、学生たちは驚くほど美味しい料理を次々と生み出しました。これらの料理は世に認められ、ミシュランガイドにも載りました。』
 
料理学校=国や国民
学生=柔整師
学生証=柔道整復師法
レシピ=柔道整復
ミシュランガイド=療養費規定
 
 
 
 
 
僕:
では具体的な話をしてみましょうか。例えば「変形性膝関節症」は施術対象ですか?
 
柔:
「施術の対象は定められていない」ということの意味が本当に理解できないのですか?
 
僕:
「「施術の対象は定められていない」と言っている人が、実務(柔道整復術)を行っているのに、具体的な例すら提示できない」
というのは理解できないですねえ
 
柔:
理解できないのは仕方がないと思います。グッジョブです。
まず、「施術の対象は定められていないと言っている人」とありますが、事実として柔整師の施術の対象は現行法で明文化されていないので、「定められていない」というのが事実とは別軸の私のイチ意見というように汲み取れるような言い方はやめてください。
次に「実務を行っているのに具体的な例すら提示できない」とありますが、ドクトリーヌコアラさんから具体的な施術の例の提示を求められたことはありませんし、仮に求められて何かを答えたとしても、結果的にそれが施術の対象になっている状況があるというだけで、ドクターマーチンコアラさんの知りたい「柔道整復の対象は何か」という疑問の答えは一生出てこないのです。
だって、対象は定められていないのだから。
ドクトリーヌコアラさんは「柔道整復の対象は何か」と何度も私に聞いていますが、その大問1の答えは解なしなんです。解なしという解。確かに私も中学の時は「解なしなんて答えはずるい!せっかく計算したのに!」と思いましたよ。でも算数ってそういう世界なんです。
「変形性関節症は柔整師の施術の対象か」という問いにはイエスかノーかでは答えられないんです。法的にはイエスでもノーでもない。事象の捉え方によってはイエスの側面を持つかもしれないし、ノーである可能性も秘めているかもしれない。でも誰もイエスかノーかは言えないんです。
なぜかって?もう言わなくても分かりますね。
これを機に過去の柔整師についての誤った発信を見直してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
僕:
もっと分かりやすい質問にすると、 「変形性膝関節症のご老人が「膝が痛い施術してくれ」と来院した時に柔道整復術の施術対象として施術しますか?」 ということです。年齢とか性別も必要かな?
「おかしい」と言ってるのがよくわかりません
もう一度分かりやすい質問しますね、 「変形性膝関節症のご老人が「膝が痛い施術してくれ」と来院した時に柔道整復術の施術対象として施術しますか?」
もっと詳しい設定が必要ですか?
 
 
柔:
何もない箱からボールは取り出せません!
変形性膝関節症のご老人が膝が痛い施術してくれと来院した時に柔道整復術の施術対象として施術しますか?
→施術対象は定められていないので答えられません。
変形性膝関節症のご老人が膝が痛い施術してくれと来院した時に施術しますか?
→症例によっては柔整師として施術する可能性があります。
この違いは分かりますか?
 
 
僕:
ありがとうございます
だから「詳しい設定が必要ですか?」と聞いているのです。
「→症例によっては柔整師として施術する可能性があります。」
というのは、変形性膝関節症のどういう「症例」なのでしょうか?
 
 
柔:
ちなみに「柔道整復の施術対象として」の言葉の有無の違いの理解に、「詳しい設定」は全く必要がない。話をすり替えている。
たとえバチボコに水腫パンパンの歩行不能ギャルジジイ膝OAであっても、全く症状のない膝OAであっても、「柔道整復の施術の対象は定まっていない」という事実は変わらないからだ。
 
 
 
僕:
「設定上「柔道整復の施術対象として」の言葉は不要だ」
と言えばいいんですよ~
 
 
 
柔:
それはTwitter上で言うには難しい質問ですね。例えば、整形外科医が「膝の骨折は手術しますか?する場合があるならどういう症例ですか?」と聞かれているようなものです。そんなのいちいち全部答えられないですよね。イジワル
 
 
 
僕:
答えられますよ
膝という言い方はイマイチなので膝関節周辺の骨折で手術適応になるのは、保存治療で骨癒合が期待できない場合です。 もちろん患者さんや骨折の状態によって適応が変わることもありますが。
こちらの質問もはぐらかさず答えてみたらどうですか?
 
 
柔:
なるほど、その程度の超絶フワフワ回答でしたらOKです。
「柔整師の変形性膝関節症の施術は、患者の具体的な状態や症状に応じて柔軟に対応します。最初は一般的な対策から始め、効果を見ながら次のステップへ進むことが多いです。必要に応じて、複数の治療法を組み合わせることもあります。治療の進め方は、個々の患者の反応を見ながら適宜調整されます。もちろん、患者さんや膝の状態によっては大きく変わる場合がありますし、施術しない場合もあります」
 
 
僕:
ちゃんと答えられるじゃないですか、ところで
「変形性膝関節症を施術する場合」 は健康保険適応(療養費)での施術なのですか?
それとも自費施術ですか?
フワフワ回答の「時と場合による」ですか?
 
 
柔:
お褒めいただき嬉しく思います。療養費支給規定が定められていますので、ご自身でお調べください。
 
 
僕:
あら、答えたくない質問は、はぐらかすのですね
それともご自身で説明した「変形性膝関節症」については、その「療養費支給規定」を説明できないということでしょうかね
 
 
 
柔:
療養費の支給規定を知らない方は「はぐらかしている」と思うと思います。
特に医師は診療報酬制度が脳内に染み付いているので、全く異なる成り立ちの療養費、特に柔整に関わる部分に関しては素直に理解できない方が多い印象です。
「柔整師に膝OAが保険使えるか聞いたら、すぐにノーとは言えなかったぜ、しめしめ」とお思いだと思うのですが、基礎知識のないコアラさんに短文で説明しても誤解を生むだけだと思い、ご自身でとお伝えしました。
もう少し焦点を絞った質問を期待します。
「なぜ簡単にノーと言えないのか」を私のフォロワーの皆さんは調べてみてください!
 
 
僕:
療養費についてもお詳しいようですから、それを普通に説明なさればいかがでしょうか?
「変形性膝関節症の療養費請求」を説明するのはそんなに難しいこととは思えませんが・・・
実は「療養費支給規定」には「変形性膝関節症」のことが書かれていないとか?
 
 
柔:
その様子だとコアラさんには難しいことだと思います。
もちろん、変形性膝関節症という言葉なんか1ミリも出てきません。
 
 
 
僕:
では「変形性膝関節症に対する施術」は自費施術なのですか?
(焦点を絞った質問1)
 
 
柔:
絞りの甘さ1:柔整の施術は基本的に全て自費ですよ
 
 
僕:
偉いじゃないですか!長文じゃなくほんの1行で答えられるじゃないですか!
では「変形性膝関節症の施術」も「自費施術」なのですね?
 
 
柔:
絞りの甘さ2:ブログを読んでいない
(自分のブログアドレスを記載)
 
 
僕:
何の返答のことを言ってるのか分かりませんが、ブログのどこかに書かれているとしたら同じ内容をこちらで返答できるでしょう。
コピペで一瞬で。
お得意の長文で。
 
 


この後反応無し
この会話の直後に「ブログインプレッションが増えた」と喜んだツイートをしていたため、こちらからは以後質問せず。
エアリプしていたようだが詳細は確認していない。