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タベマチシンポジウム③ 森岡君のこと

タベマチシンポジウム

 9月15日(日)、新宿区高田馬場(住所は下落合)で第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会(略してタベマチフォーラム)を開催する。今回の構成は、午前中タベマチシンポジウム、午後はタベマチフェスの二段構造。本稿では、午前中のタベマチシンポジウムの紹介する。

 山下勝己君高田耕平君とつないで最終回は森岡真也君。

 森岡君とは同じ新宿仲間ということもあり付き合いが長い。現在は介護の悩み・相談を受けられるカフェ「サニーデイズカフェ」の店長としての顔が目立つが、20年以上新宿のケアマネ界を牽引し続けているリーダーでもある。

サニーデイズカフェにて

 2009年に新宿食支援研究会(新食研)を立ち上げ、その初期から活動に参加してくれている。私の講演を聴いた方なら一度は聞いたことのある食支援の定義、「本人・家族の口から食べたいと言う希望がある、もしくは身体的に栄養ケアの必要がある人に対して①適切な栄養摂取 ②経口摂取の維持 ③食を楽しむことを目的としてリスクマネジメントの視点を持ち、適切な支援を行っていくこと。」は、私の自宅で森岡君と2人で作ったものだ。彼なしでは食支援の定義は生まれなかった。
 ケアマネジャーとして他職種からの評価は高い。私もその1人だ。ケアマネジャーへの評価として正しい言葉かどうかわからないが、「選択と集中」の使い方の魔術師だと思う。状況に合わせて安全運転もハイリスク・ハイリターンも使いこなせる名ケアマネだ。

 そんな森岡君から「介護相談もできるカフェを作るんです」という話を聞いたとき、「ついにやるのかぁ」と思った。意外とは思わなかったことを覚えている。ただ、以前はデイサービスを運営していたのを閉鎖してまで作るということを聞き、森岡君の覚悟を感じた。山下勝己君の活躍も知っている中、きっと思いを募らせていたのだろう。
 森岡君がやることなので全く心配してなかったが、現在、端から見ていても「うまくやっているなぁ」と思う。カフェの巻き込み力を武器にして、多くのイベントを開催している。さすがだ。実は「ふれあい歯科ごとう」の非常勤管理栄養士3人も協力している。

サニーデイズカフェの内部

シンポジウムの見どころ

 当日の演題は「新宿 Sunnydays Cafeが取り組む地域食支援」。私や新食研の影響を全く受けていないとは思わないが、「サニーデイズカフェ」はあくまでも森岡君プロデュースの場所。そこでの地域食支援をどう考えているのは私も興味ある。都会型の食支援の1つの形が見られるのではないだろうか。

開催概要

名称  第6回最期まで口から食べられる街づくりフォーラム全国大会
日時  2024年9月15日(日)
場所  東京富士大学二上講堂(東京都新宿区下落合1-9-6)
後援 厚生労働省 東京都 新宿区
参加費用(午前の部のみ)  前売券3850円(当日券5500円)

シンポジウム申し込みはこちら


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