見出し画像

本地垂迹説を踏まえる神事

7/14、勝手に自身の誕生日と同じ日に行われる
神事ということで、思い入れを強くして5年連続で参加しているお祭、那智熊野扇祭🪭

本年も参加しました。

昨年は何故か大陸からの船で恐怖と戦慄を感じた
このと土地の原住民の気持ちのようなものがフラッシュバック的に僕の心に映り込み
涙ながらに見た祭だったのだが

本年は、どう言うわけか、御神渡り手前
ギリギリまで本殿前に粘り、田楽終焉まで
陰陽と本地垂迹説に思いを巡らせる時間をたっぷり味わい導き出せた結論がありました。

まず那智の滝は見立てでは三種の神器の草薙の
剣であると言うこと。

故にこの剣を持っていた素戔嗚が主神である
と言う理解なのだが

この滝が見事に陰陽で言う陰である。
と言うことに気づくと滝の主神と陰陽的意味合いで➕➖0にされていると言うことに
気づくのである。

その上、滝の麓に集まる扇御輿には
天照を映し出す鏡が総数84個付いており
扇自体も➕➖0に設られている。と言うこと

またそもそも扇そのものが、ヒオウギと言う植物
のデフォメルスタイルであると言うことを知ると
天照と八咫烏を含む存在である。と言うことに
気づいた◎

でございますここからが本地垂迹説をなぞるのだが、素戔嗚の本地は薬師如来で薬師如来には眷属として十二神将がおり、これが滝の麓に集まる扇御輿と連携する。と言う理解へと至るのだ。

そして滝の落ちる強い陰に対し、
空に登る火の陽を十二神将に見立てた
扇御輿の進む道を清める松明として掲げる。

と言う圧倒感に随分と殴り込まれた感じを受けた

そして今世こそが最先端と思い込んでいる我々に
過去世で自然にあるものだけでここまでの重厚な

呪いを表して残した先人に敬意しか感じ得ない
1日を過ごした◎

さぁ、今日から新しい1年の開始だ。

もう始めているダッシュにアクセルかけて
ガツっと今年は残せるものを残していきたい。

と思う◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?