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TREとは、Time Restricted Eating(食事時間制限法)の略です。 食事をとっても良い時間を制限する「食事時間制限法Time Restricted Eating:TRE」を行ったら、シフトワークの消防士の血糖値や血圧が改善した という研究結果が発表されました。 TREは、近年ファスティングとともに減量法や健康法の一つとして注目されています。 食べない時間をまとまって設けることで、空腹の時間にオートファジーという細胞の自浄作用が働くようになり、体にとっ
2022年7月16日現在、新型コロナウイルス オミクロン株BA.5系統が日本で猛威をふるっています。 このウイルスはヒトの体のどこで増えやすいという特徴があるでしょうか? 1、 鼻 2、 喉 3、 肺 答えは3の肺です。正確には肺胞上皮細胞です。 増殖しやすい部位の変化 東京大学医科学研究所の佐藤佳教授らがヒトの肺の細胞を使って実験をしたところ、オミクロン株の「BA.5」は、「BA.2」と比べてウイルスが18
ゴールデンウイークは、日本人の体重が平均1.5kg以上増えます。 海外では、クリスマスシーズンが体重増加のピークなのだそうですが、日本では5月の大型連休なのです。 確かに連休は、お出かけして美味しいものを食べたり、間食をしたり、家でゆっくり過ごして運動不足になったり、つい夜更かししたりして生活リズムも乱れやすいですね。 連休中に予定を詰め込みすぎて帰って睡眠不足になってしまう、なんてことはないでしょうか? 実は、睡眠時間と体重増加は密接に関係しています。 では、質問で
体内時計の種類 体内時計には、脳の視交叉上核から指令を出すリズムと、指令を受けるそれぞれの臓器がもつリズムの2つがあります。 脳の体内時計がメトロノームのような存在であり、それぞれの臓器がそのリズムに合わせて動いて音楽を奏でるようなものです。 しかし、生活パターンによって臓器の活動時間や代謝は変わり、そのリズムがズレてしまうことがあります。 そうなると体調不良をきたし、睡眠障害やうつ病、糖尿病や肥満などにつながるのです。 臓器の時計をリセットするのは では、臓器の体内時
1匹だけ隔離されたハエ。7日後行動はどう変わった? 1、 食べない、眠らない 2、 食べない、眠りすぎる 3、 食べ過ぎる、眠らない 答えは3 Natureによると、7日間1匹だけ試験管に隔離されたハエは、エサを過剰に食べるようになり、睡眠が少なくなっていました。 孤独にされたハエの脳を調べたところ、睡眠と食行動に関連した脳細胞の1群が変化していました。 孤独と健康の研究結果 これまでにも、孤独が人に及ぼす影響は数々報告されていました。 ・抑うつの増加 ・認知機
血圧は、睡眠不足で上がります。 急激に血圧が上がりだすのは、睡眠が何時間未満の時? 1、7時間未満 2、6時間未満 3、5時間未満 正解は2の、6時間未満。 睡眠が少なければ少ないほど、血圧が高くなる 特に睡眠時間が6時間以下だと、血圧が急激に上昇することがあります。 すでに高血圧を患っている場合は、よく眠れないと血圧が悪化する可能性があるので要注意です。 血圧を良好に保つための理想的な睡眠時間は、7−8時間です。 参考:Mayo Foundation for
風が冷たい季節になってきましたね。 体感温度は、「湿度」で変わります。 気温22℃だったら、最も暖かく感じる湿度はどれでしょう? 1、 湿度15% 2、 湿度30% 3、 湿度60% 正解は3、の60%! 気温22度の場合の体感温度 こんなに違う!! 湿度15% ー 13.6℃ 湿度30% ー 15.3℃ 湿度60% ー 18.2℃ 気温が10℃以上の場合は、湿度が高い方が暖かく感じます。 例えば、サンフランシスコでは冬は雨が多く湿度が高めです。 日本は冬に乾燥す
睡眠不足が続くと、脳がうつ病のような状態になります。 さて、何日間続くとそうなるでしょうか? 1、5日間 2、10日間 3、30日間 答えは1! 睡眠不足で扁桃体が活発になる 1日に4時間半程度しか眠らない睡眠不足が5日以上続くと、脳がうつ病や統合失調症と似たような状態になります。 国立精神・神経医療研究センターの研究では、健常者に睡眠時間4時間程度の「睡眠不足の状態」と睡眠時間8時間程度の「よく寝た状態」を体験してもらいました。 そして、それぞれの状態で3枚の写
クイズです!メラトニンは、夜間に分泌されて睡眠リズムを整えてくれるホルモン。 照明によって分泌量が変わります。 分泌が最も抑制されるのはどの照明でしょう? 1、 暗い青色のLED(ろうそくの炎くらいの明るさ) 2、 明るい黄色のLED(リビングの照明くらいの明るさ) 3、 1と2を混ぜた照明 答えは1! 2008年福井大学明石らによる研究の結果をもとに出題しました https://core.ac.uk/download/pdf/61346596.pdf 他の複数の研究に