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<5章>R2年度登録販売者試験解答解説<問112>


みなさま、試験お疲れ様でした。

最新の令和2年度の試験問題を解いてみました。

各章の感想と気になる問題をピックアップして、解説していきます!


【関西ブロック】

<5章>問112


画像1


<解答解説>

答え 1


1 ○ 記述の通りです

2 × 製薬企業に賠償責任がある場合に推奨される

3 × 製造物責任法

4 × 日本製薬団体連合会において開設された


医薬品PLセンターに関する問題です。


医薬品PLセンターへの相談が推奨されるのは、

医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、

製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合です。


また製造物責任法が国会において成立するに当たり、「裁判によらない迅速、公平な被害救済システムの有効性に鑑み、裁判外の紛争処理体制を充実強化すること」が衆参両院で附帯決議され、各業界に対して裁判によらない紛争処理機関の設立が求められました。

これを受けて、日本製薬団体連合会において、平成7年7月のPL法の施行と同時に開設されました。


PLセンターは、消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情(健康被害以外の損害も含まれる)について製造販売元の企業と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付け、交渉の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらずに迅速な解決に導くことを目的としています。


健康被害以外の損害も含まれています。

見落としがちですが、こちらもしっかり把握しておきましょう。


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