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『じんましん』のまとめ
1.蕁麻疹(じんましん)はどんな病気?原因は?
蕁麻疹(じんましん)は皮膚が赤く変な形にくっきりと盛り上がる疾患です。
— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 8, 2022
基本的には痒いですが、手のひらなどにできると痛いこともあります。
1個1個の皮疹は数十分~数時間で跡形もなく消えるという独特の特徴があります。
皮疹が消えても、このストーリーだけで診断できてしまう唯一の疾患です。
2.蕁麻疹の治療は?
蕁麻疹は自然に治まることもありますが、治らない時には「抗ヒスタミン薬」を内服します。
— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 8, 2022
これは花粉症の治療でも良く使われる薬です。
最も多い副作用は「眠気」ですが、最近の薬は副作用がかなり出にくいように作られています。それでも眠くなる人はいるので、飲み始めは運転等に注意しましょう。
3.治りにくい蕁麻疹について
蕁麻疹が1ヶ月以上治らない時は「慢性蕁麻疹」になります。
— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 10, 2022
内服薬だけでは太刀打ちできないとなった時には、「ゾレア」という月1回の注射薬があります。
リスクが低い上に、効果にかなり期待できる薬です。ただ3割負担で18000円/月と高額なのが辛いところです。
4.目やくちびるの蕁麻疹
蕁麻疹がまぶたにできると、アニメで見るような目の膨らみ方をします。(⊙ω⊙`)
— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 10, 2022
また蕁麻疹が唇にできると、いわゆる「たらこ唇」のように腫れぼったくなります。
こういう部位に繰り返すときは「血管性浮腫」という疾患も考える必要があるので、やはり皮膚科を受診しましょう。
5.コリン性蕁麻疹
シャワーやお風呂の後に、体のあちこちが赤く痒くなることがあります。
— Dr.あび@皮膚トラブルの正しい対処 (@abi_hifukai) January 12, 2022
これは「コリン性蕁麻疹」と言います。
名前は仰々しいですが、誰にでも起きうる身近な症状です。
赤みの中央に数mmのポチッとした盛り上がりが出てることが多く、大体の人は数十分で綺麗さっぱり消えてしまいます。 pic.twitter.com/WNxoPeEAPV
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