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すごいことをサラリと書いていて驚いた!「NASAより宇宙に近い町工場」を読んで

すごいことがサラリと書いてて、読んでて驚きの連続でした。これはすごい本ですよ。

作者は

作者は北海道の赤平町で植松電機という従業員20名の社長なんですが、宇宙開発も行っていて、ロケットや人工衛星の開発や無重力実験装置を作ってしまったそうです。無重力実験装置は世界に3つしかなく、実験棟など宇宙関連施設に約5億円かけたそうです。すごすぎる!

赤平町

生い立ち

作者の植松さんは、小さい頃から飛行機やロケットが好きだったそうです。これってよくある話で、僕もそうでした。男の子ならそういうことあるあるです。でも、小学生の高学年ぐらいからだんだんそういうことを言わなくなってきますよね。

しかし、植松さんの場合はずっとその夢を持ち続け、中学の進路指導のときにロケットを作りたいといったそうです。当然ながらお前なんかに作れるわけない、現実を見ろみたいな対応されたようなんですが、それでもあきらめず、夢を持ち続けたそうです。

やりたいと思ったらやればいい

ロケットって、東大とかの有名な大学の研究室に入らないと作るの無理そうじゃないですか?でも、植松さんは地元の大学に進みながら、飛行機やロケットの開発をしたそうです。教えてもらうとか関係なく、やりたいと思ったら自分で調べてやってみればいいんですと。みんな教えてもらわないとできないと思い込みすぎとサラリと書いています。

「どうせ無理」をなくしたい

植松さんは、「どうせ無理」という言葉が嫌いで、なくしたいそうです。確かに今の日本ってそんな雰囲気が漂ってますよね。それじゃいけないと、夢をあきらめず、愚直にやり続けることが大事と説きます。当然ながら、失敗もするし、周りから笑われることもあるでしょうけど、気にしなければいいんです。

サラリと書いてて驚いた

この本は内容はすごいんですが、すごいことをサラリと書いてて驚きましたね。もっと強い言葉というか、煽る言葉がある気がしますが、サラリです。当たり前でしょうみたいな感じです。それが一番びっくりしたところですね。

「どうせ無理」と思わず、それを実現させるために実行に移す大事さが書かれていて、さらに植松さんはそれを実現させているところがすごいです。世の中にはこんな人がいるんだと驚きでした。

読んでて自分も頑張らなきゃと思わせてくれる本です。


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