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障害者のキャリアが広がるのは全ての人の希望だ!

こんにちは、サカモトです。

さて、今回はこちらの記事を紹介したいと思います。


この記事に紹介されているやまもとよりこさんは、重症筋無力症を患い、寝たきりのような状態になるものの、分身ロボットカフェのOriHimeパイロットとして働くことで、生きがいを取り戻します。

実は、よりこさんとは何度か分身ロボットカフェでお話ししたことがあります。楽しく明るい素敵な方で、いろんなことを話すことができて楽しかったのをよく覚えています。


しかし、そんなよりこさんですが、カフェでの仕事は大きな声を出したりするので、なかなか大変だったようです。

そこで、分身ロボットカフェでの仕事を表側の接客の仕事からOriHimeパイロットの下支えを担うバックオフィスの仕事に変わって、そちらの方が向いていることに気付きます。

接客ではなく、パソコンと向き合う仕事の方が実は向いていることが分かったようです。何事もやってみないと分からないということですね。

「結構緊張が伴う仕事で、大きな声も出して会話をするので、知らないうちに力が入って、すごく疲れました。私にとっては2時間が限度でしたね」

カフェではたくさんの分身ロボットが動いていて、オペレーションは複雑だ。これをいかにうまく動かすか。その下支え役を担う業務改善の仕事をするようになった。

「私の場合、パソコンに向き合って、考えたことをまとめたり、資料を作ったりする仕事だと全然疲れないということがわかりました。こういう仕事なら結構やれるということが実感できたんです」

yahoo!ニュースの記事より

そして、今度はあの有名なSmartH Rにアルバイトとして入社が決まります。SmartHRって人事関係のシステムでよく目にします。そんな会社に入るってすごいですね。

オリィ研究所のテレワーク人材紹介サービス「FLEMEE」を利用して、2022年12月からは、クラウド人事労務ソフトを展開する「SmartHR」にアルバイトとして入社した。 入社後は、SmartHRのアクセシビリティ機能のテストを担っている。障害がある人にとって、どういうところが使いにくいのかをテストして、報告する仕事だ。毎日6時間程度、フルリモートで働いている。会社自体がテレワーク中心なので、コミュニケーションにも支障はないそうだ。

オリィ研究所が分身ロボットカフェを運営し、そこで障害者が働くことができる場を与え、いろんな試行錯誤ができるようになるだけでなく、主に障害者の方のためのテレワーク人材紹介サービスを運営しているのは素晴らしいです。

なお「FLEMEE」はnoteにも記事を何本か掲載しているようのなので、今度ゆっくり読んでみようと思います。


人はいつか寝たきりになります。それは老化によるものなのか、事故によるものなのか、はたまた病気によるものなのかは分かりません。でも、いずれ寝たきりになるにしても、誰かに必要とされる人間になる、働くことができるというのは希望だと思います。寝たきりになっても大丈夫というのは、安心を与えてくれます。

そう、障害者がいろんな形で働くことができるというのは、全ての人にとって希望の光を与えることなんです。

そういうわけで、今回はyahoo!記事を紹介してみました。

ぜひ、記事の本文も読んでみてください。


追記、オリィさんがFacebookでこのことについて素敵な投稿をされていたので、リンクを貼っておきます。

【分身ロボットカフェを卒業、そして就労へ】 「再び夫の扶養から外れる事ができた」というよりさんのニュース 重度の障害抱え寝たきり、「分身ロボット」の遠隔勤務から広がったテレワークキャリア https://news.yahoo.co.jp...

Posted by 吉藤 オリィ on Saturday, May 27, 2023


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