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「だれでも第九」というイベントで受けた衝撃と感動

こんにちは、サカモトです。

今回は毎週月曜日と木曜日の2回投稿しています。今回は木曜日の記事となります。


早いもので、もう1月も半ばを過ぎているんですね。ついこの間2024年になったばかりと思っているのに、時の経過は待ってくれない。

うーん、このままあっという間に2024年も終わってしまいそう。ぼーっとしていたら、なんだか何もしないまま1年がすぎてしまいますよね。ぼーっとしていないで、色々なことにちょこちょこ関わっていきたい。


さて、そんなどうでもいいことはさておき、今回は昨年末に行われた「だれでも第九」というイベントに行ってきた話を書いていきたい。

「だれでも第九」ってなんだか分かりますか?

詳しくは以下のサイトをみてほしい。あの音楽の会社のヤマハさんが主催のイベントです。

「だれでも第九」は、ヤマハさんが開発した「だれでもピアノ」を使って、本格的なオーケストラと合唱団と障害者3人がピアノを弾くというイベントでした。だれでもピアノは鍵盤で一つだけでも弾くとそれに合わせて自動で伴奏してくれる装置のことです。

クラシックのコンサートはこれまで行ったことはなく、初めてだったのですが、オーケストラの演奏と合唱は本格で迫力に圧倒されました。これまでテレビやYoutubeで見たことはありましたが、ライブで聞く迫力とは段違いでした。

今回は、実は二番目にピアノを弾いたゆりなちゃんが出演するということで見に行きました。

これまでゆりなちゃんについてはこのnoteでもたくさん書いてきました。ゆりなちゃんは生まれ持っての難病で、寝たきりなのですが、バイタリティに溢れていて、いろんな活動をされていて、いつもいろんな刺激をもらっています。

少しだけ紹介すると、日本橋に分身ロボットカフェという分身ロボットOriHimeで接客するカフェがあるのですが、このカフェでプラネタリウムを主催したり、

ゆりなちゃんとメタバースの世界で、ゆりなちゃんが作ったワールドで一緒に走り回ったりしてきました。


そんなゆりなちゃんが本格的なオーケストラの中でピアノの演奏をするというので、見てきました。

演奏が始まった時思ったのですが、オーケストラの演奏に圧倒されるとともに本気を感じました。当然のことと言えば、当然なのですが、本気なのです。ピアノ奏者の障害者は当然のことながら素人なのです。だけども本気なのです。ある意味当然なのですけどね。

しかし、この中でピアノを弾くのは大変だぞという気がしました。少なくとも自分だったら、とてもじゃないけどプレッシャーを感じて弾けないなと。こんな中果たしてゆりなちゃんはピアノを弾けるんだろうかと、要らぬ心配をしながら一人目の方の演奏を聴いていました。

一人目の演奏の後に、二人目のゆりなちゃんのお母様にストレッチャーを押されての登場でした。綺麗な紫のドレスを着ていました。しばらくセッティングをした後、なあんと驚くことにお母様は退場していきました。

えっ、一人で大丈夫なの?そばについていないでいいの?と思っていましたがスッと退場され、そしてすぐに演奏が始まりました。

心配していましたが、杞憂でした。自分だったら臆してとても演奏なんてできないと思われるような状況でしたが、ゆりなちゃんは堂々とピアノを弾いていました。立派に演奏している様子を見て、衝撃を受けるとともに感動していました。

素直にすごいなと感じました。約1か月前のイベントで、時間もかなり経過しているのですが、まだあの衝撃と感動が残っています。

演奏の様子は、youtubeで公開されていますので、ぜひご視聴ください。ゆりなちゃんは大体30分くらいのところで登場します。

もちろん、他の二人の演奏も素晴らしいものがありました。もし、時間があるのなら、通しでご視聴されることをお勧めします。

今回は「だれでも第九」というイベントについて書いてみました。

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