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将棋「達人戦」、第一回優勝者が日本将棋連盟の会長である羽生さんになって面白すぎた!

こんにちは、サカモトです。

今回は、将棋の話です。東京、立川で開催された将棋「達人戦立川立飛杯」を観戦してきました。

達人戦立川立飛杯は「たつじんせんたちかわたちひはい」と読みます。はじめ読めませんでした。

この達人戦(正式名称長いので、短縮します)は50歳以上の現役棋士による棋戦です。

かつて一時代を築いた棋士たちによる棋戦で、長年の将棋ファンにはたまらない棋戦です。

実は10年くらい前に非公式戦として、達人戦は行われていて、確かその時は40歳以上が出場条件だった気がします。それが10年ぶりに公式戦として帰ってきたわけですね。

前日の24日が準々決勝、そして観戦した25日が準決勝と決勝でした。

2日間のうち、25日に観戦に行きました。


会場は立川ステージガーデンという普段はスポーツのイベントをするような広い場所でした。

ちなみに、早めに会場に着いたので、対局場を間近から撮影してきました。

立川ステージガーデン



ベスト4に残った棋士は、羽生さんをはじめとして、森内、佐藤、丸山と羽生世代と言われる4人でした。この4人の対局が生で見ることができて幸せな時間でした。


第一局は、準決勝の羽生、森内戦でした。







最後は少しだけヒヤッとしましたが、羽生さんの貫禄の勝利。



第2局は、準決勝の第二戦で、佐藤、丸山戦でした。





佐藤九段の誤算があったのか、最後は丸山九段の大差がついての勝利でした。


決勝は羽生九段と丸山九段との対局となりました。





最後までどちらが勝つか分からない戦いに持ち込み、最後は、ギリギリ紙一重の差で羽生九段の勝利となりました。

全盛期の頃の将棋を彷彿とさせる内容でした。有利となったときにその有利さを守ろうとしないで、あえて危険そうな展開に持ち込むんですよね。


第一回達人戦の優勝は羽生九段となりました。

表彰式が面白いことに

まずは、日本将棋連盟の会長として羽生九段が登壇してあいさつしました。


あいさつが終わると、一旦退場します!
そして、第一回達人戦優勝者として紹介されて、出てきたのが羽生九段です。



そして、表彰状の授与、自分で表彰状を読んで、自分に授与してました。



表彰状を拡大すると、会長の名前と優勝者に同じ名前がありましたwww
ケータイで撮影したのでにじんでますが、優勝者も会長も羽生善治と書いてあります。

読み上げも、本人が

「優勝 羽生善治殿 あなたは、、、、日本将棋連盟 会長 羽生善治」と最後のところで笑いが起こっていました。


そして、最後に優勝者として、挨拶していました。

羽生さんが会長になったときから、こんなことが起こるかもと思ってましたが、こんなに早く実現するとは、、。

優勝者としてあいさつ

その時の様子がもう動画に上がっているみたいですね。是非見てください。



あーっそうだ、抽選で佐藤康光九段の色紙が当たりました。

ツキを無駄に使ってしまったかもしれません。

佐藤康光九段の色紙、当たりました!


ちなみに、夷険一節とは

平和で順調なときも逆境にあるときも、節操を変えないこと。

だそうです。いい言葉や。これから心に留めていこうと思います。


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