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インフレの波、こんなところにもきています!電気料金の話!

今まで、携帯料金や株式投資の話など家計に関する記事を書いてきました。

携帯料金

株式投資

今回は家計関連記事の中で、オトク情報という前向きな情報ではなく、家計防衛といった少し後ろ向きな情報です。

電気料金がジワジワと値上がりしているという話です。

インフレ


最近は、物価が値上がりするというニュースが後をたちません。これは、ウクライナ紛争による原油などの資源価格の高騰や記録的な円安の影響です。

あらゆるものが徐々にではありますが、値上がりしているのがわかると思います。少しずつ少しずつ、なんか真綿で首を絞められるような感じですね。

電気料金の話

さて、タイトルにある電気料金の話です。電気料金は基本料金、電気量料金、再エネ賦課金に燃料調整費を加えた形で計算されます。

電気料金の計算方法、

基本料金、電気量料金、再エネ賦課金の単価は基本的に毎月一定ですが、燃料調整費の単価は毎月変動しています。

燃料調整費は、毎月のように変動する貿易統計価格を電気料金に反映できるように定められた制度で、各電力会社が過去3ヶ月の貿易統計価格をもとに算定します。各電力会社の燃料調整費の単価の推移はこちらを見てください。

グラフ部分だけ抜出し

グラフを見ていただくと、去年の年末から右肩上がりに上がっているのがわかると思います。

東京電力の燃料調整費の推移

さらに、我が家の管内である東京電力だけを抜き出して、グラフを作るとこうなります。

東京電力低圧の燃料調整費の推移

これを見ると、一目瞭然で高くなっているのがわかりますね。今年の1月まではマイナスでしたが、2月にプラスに転じ、7月にはなんと4円超にまで到達しました。怖い!

ひと月の電力量を仮に400kwhとすると、なんと燃料費分だけで1600円もかかるということになります。

ちなみに、燃料調整費は過去の5ヶ月前から3ヶ月前までの3ヶ月の数値から求めているとのことなので、今後も値上がりが進んでくることは容易に想像されますね。一体どこまで値上がりするんでしょうか。

燃料調整費の計算方法

節電

こうなると、本格的に節電を考えないといけないようになってきます。政府も電気料金の値上がりだけでなく、電力需給の逼迫の可能性から節電を呼びかけています。節電にとりくんだ家庭には2000ポイントが支給されるようです。

細かな電気のスイッチオフやエアコンの設定温度を見直すなどこれまで以上にシビアにしていく必要があるでしょうね。

節電にあたり便利なガジェット

節電をするにあたって、そもそもどれくらいの電気が消費されているのか知る必要があります。そのためのエコチェッカーなるガジェットなどを使うといいかもしれません。我が家も導入を検討中です。

あとは、Bluetooth 、Wifiで飛ばしてアプリで表示させるのもあります。

なにがいいんでしょうか?迷ってます。

とりあえず、大変な夏がやってきそうなので、何かしらの対策をしたほうがよさそうです。

なお、今年の夏も厳しい暑さの予想が出ています。節電も大事ですが、健康も大事です。節電にばかり気を取られて熱中症にならないように気をつけましょう!

ということで、電気料金が今年の夏は大変そうという記事でした。家計防衛していきましょう!

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追記です

明日6月27日に電力需給がひっ迫するということで、東電管内で「電力需給ひっ迫注意報」が発令されたそうです。

6月で発令とは、今後どうなっちゃうんでしょうね。

 電力需給ひっ迫注意報とはこちらを参照してください。


これまでにない大変な夏となりそうですね。

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