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転職活動を振り返る③ / 工夫とか準備しておきたいこと

https://note.com/doyoubi/n/n444ad131ddfc の続き
サムネは本文と全く関係ない「去年末に食べて美味しかった鍋(あんこう)」です。

「どうしたら楽に転職を成功させられるのかな〜」は考えたい

「職務経歴書に書けること」を普段から増やす

或いは「実践的な知を獲得し、それを体系化して持っておくこと」。

コレ自体は新しい発見ではなく。「前から思ってたけど今回も思ったな」という内容を改めて感じたりブラッシュアップされたな〜という体感です。実際、前回の転職時にまとめた文章内でも、何かに取り組む際に「アウトプットできること」を意識していると良さそうという観点で言及していました。

・発信回数
・経験ベースの発信
・日頃から「汎用化して流通させられないか」という観点を持つ

総論としては「普段やっていることにちょい足ししておく」という構え方(をしておく)

コレは、単純に「外部発信を増やす」ということも含みます。日頃の作業や思考の中で深まった点や気づいた点を、できるかぎり自身の言葉で清書しておいて。それをブログに書いてみたりカンファレンスや勉強会で発信してみる〜というのは、なんだかんだでわかりやすいと思います。

とはいっても、やっている事の全てを一般公開するのは難しいと思います。なので、そうではないものについても、面接や経歴書で話せる「パッケージ化」が重要に思います。

月並ですが、物事というのは一般的に「課題意識・仮説と対応・結果とインパクト」を揃えることで、他者に説明できるようなパッケージになると思います。
もちろん面白い仕事(=話す・聞くに値する仕事)をしてきたか?というのは重要です。その一方で、設定された課題の深堀りやそれを起点とした自身の立ち振舞において、個性というのは発揮されるなぁ〜と感じる次第です。「コトにどう立ち向かうか」とでも言いましょうか。それについては、十人十色なはずです。
経歴書・レジュメなどを書いていると、どうしても「盛っている」ような感覚に囚われがちです(少なくとも自分はそう)。が、実際に現場で行っていることの中には、実はユニークなものも多いのでは・・?と感じるのです。
例えば、今の職場に中途で新しい人が入ってきたとします。現在の状況を良くするためのヒントを得るため、「前職ではどういう風にしていましたか?」と尋ねる場面に思い当たりはないでしょうか、これは逆説的に「どんな現場にもユニークなナレッジがある」という事を表しているように思います。そうした固有の経験について、言語化し、客観的な視点で観察し、本質的な価値を抽出する・・・としていけば、色々な物事を面白く説明できそうな気がするのです。

そういった視点で、「普段の仕事との関わり方」は意識しておけるといいのかな〜と感じました。今取り組んでいる目の前の仕事は、何を解決してるのか?そのためのアプローチは適切か?そういった観察を、あらゆる業務に適応していくのです。
(もちろん、仕事の内容自体が高度でチャレンジングだったり、ポータビリティの高いような課題解決スキルを証明できるものがあれば、それが楽だとは思いますが!)

レジュメを作るの手間なので、日頃から目に見える所にアウトプットしておいた方が楽そう

一見すると先のトピックとも重複するような内容ですが、これはもっと「ノウハウ」な部分です。
複数のチャネルを使ったり、色々な初対面を重ねるに従って、「自分というものを説明するのは面倒くさいなぁ」と感じますw 勿論、それはある意味で最も面白い仕事でもあるのですが・・

ということで、「どんな事をしているか」は、どっかに書き溜めておいちゃった方が良いのかな〜という気がしました。ポートフォリオサイトなんかもそうだと思いますが、成果物だけではなく経歴等々も用意しておいて、常日頃からアップデートしておけば・・?と。
自分自身の棚卸しにもなると思いますし。

また、レジュメではないですが、今回の転職活動を通じて(前回の転職後に書いた)個人のブログにある「転職に際して考えたこと・やりたいこと」というエントリーを読んでくれている方もいました。
書き方や発信の仕方は熟考する必要は感じますが、ともかく形式的なもの・散文的なもの含めて「アクセス可能」な状態にしておくと、使い道あるな〜と感じた次第。

今回の転職を通じての(ある意味で)最大の収穫

リファラルで選考を受けた過程で、リファレンスチェックのプロセスが入りました。元々はそんな予定はなかった・・?(少なくとも当初は聞いてなかった!)ところに、「4人ください」「できれば今日明日までに揃えてください!」みたいな(※ぼかしてます)依頼で随分と無茶だな〜と思ったりしつつ。

問題は、誰に頼むか・・・と思ったのですが、前々職(=転職活動時における前職)の人達の顔を思い浮かべると「あぁ、あの人達なら別に何人でも何を聞かれても大丈夫だぞ」と安心することができたんですね。
コレが自分にとって物凄く嬉しく、意味のある事に感じられたのでした。
(急な依頼にも関わらず、快諾し、即日でレスを送ってくれた面々ばかりでした。とても有り難い・・)

もちろん、在職中は上手く出来たことばかりじゃないし、実際に手痛いフィードバックを受けたこともあるし、迷惑も多々掛けたなぁ・・という自覚はありつつ。
それと同時に、「自分がやるべき事は、ちゃんとやれていたはずだ」「周囲の人にも、自分が何を大事に思って、どんなスタンスで働いていたかは伝わっていそう」って信じながらの「さて、誰に頼もうかな!」とワクワクさえしました。
というか、あの人達の僕に対する評価が「こいつは信頼するに値しない」ということであれば、自分とは何もかも厳しいので諦めさえ付きそう。そのくらいの気持ちになれたので、自分は幸せものだなぁ〜と。
(実際に、「リファレンスチェックでもらった回答は、面接時に話していた内容を強化するような裏付けになった」というフィードバックをもらったので、やはり「悪くなかったんだな!!」と思います。)

そう思えた時に、なんだか「自分は確かに一生懸命働けてきたんだな」と感じるに至りました。コレこそが「心理的安全性」といえるものなのでは・・?というのは、とても新鮮ながら意義深く感じる気付きです。
思い返すと、1社目で一緒に働いてきた人たちについても、「もし機会があってお願いしたなら、きっと何も問題ないだろうな。彼ら・彼女らに言われたことであれば、自分は受け止めることが出来る」という風に感じます。そんな「この人になら何を言われても良いや」と素で思える人が多いというのはまさに「安全性」だと言えるでしょうし、掛け替えのない仲間・環境に居ることが出来たんだなと思います。
できれば、この先もそんな「自信」を育めるような働き方をしてみたいな、と。自分の中で1つの指針となるような良いイメージを得ることが出来ました。

やってみて

やはり転職活動ってメチャクチャ疲れますね、あんまり何度もやりたいものではねぇ。。。というのが1つの大きな気持ちです。
とはいえ、こういう機会でもないと気づけなさそうな事や、今後働いていく上で何に気をつけたいか・自分はどんな事を大事にしたいか?という気付きを得られる貴重な時間だなーと改めて思います。
今回に関しては、「日頃からコツコツと誠実に積み重ねていく」みたいなのが大事じゃん!!というのを強く感じさせられました。自他からの信頼を勝ち取り続けていく、将来生じ得るコミュニケーションを意識して日常の中で整えておく・・・
コレは1つ、今後の自分のテーマとして掲げていきたいです。
頑張りたいですねぇ。

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