カッコウの許嫁と阿波連さん

ラブコメが足りない。最近ラブコメを結構観ていてその中でもかなりハマった【カッコウの許嫁】を全巻購入した。還元率の悪い本屋のポイントカードが結構溜まったくらいに金を使った。
面白かったしなにより一番続きが気になった。

ネタバレを含んだ感想を言う。

まず、凄い。起承転転転転転転だ。いろんなことが起こりすぎてる。正直、毎回の発言の意味を正確に理解できている気がしない。好きだったとか好きかもみたいな前からある匂わせが確定事項になっていくのは分かるが、幸ちゃんの「お兄はもう家族じゃない」とか自分の解釈した意味であってるのかがわからない。
それは今後の展開でわかるんだろうが、そこの気持ち悪さのせいで寝れなかった。
あと一つは余計な男出てきすぎと思う。
ラブコメは主人公とヒロインがくっついて終わりがよくて、サブヒロインと周りの男がくっつくのがとても嫌！エリカの幼馴染とか同級生が許嫁設定みたいなやつ、主人公の思いを確かめる加速装置としての役割があるのはわかるけど、本当に必要かわからない。

関係ない話だが、負けヒロインはどんな人生を送るのか。主人公を人一倍愛してしまっていると思うので新しい生活で出会いがあっても主人公への愛には及ばなさそう。しかし幸せになってほしいよな。ラブコメを見終わるとこういう余計なことも考えてでっかい溜息をつく。

カッコウの許嫁はこんな感じだ。コンテンツを追うのが苦手だ。その時の勢いで全部観るのが好きで、待つことが苦手な自分にとってこれ以上の苦痛はない。そして待ってる間に情熱が冷めて追うことをやめてしまう。だから漫画を持続的に読むのが苦手。でもカッコウの許嫁面白すぎる。ラブコメはアニメ派だったがそれだけではラブコメ意欲が止まらない。観なければ死んでしまう。マグロのように。

阿波連さんははかれない。終わった。
アニメは結構すきで、JUMP＋で全部読んだ。
プロポーズの後からノンストップであはれの銃口が向けられていた。結婚して、子供が生まれてスピードをつけて終わった。良かった。良かった。言葉も出ないほどに。
最終回もそういう切り口なのなって感じでよかった。1話の阿波連さん目線の話とはね。脱帽です。

カッコウの許嫁に挟まっていた他の漫画の宣伝だ。
これ全部、ラブコメらしい。ラブコメ好きを自負していたが、私の見た作品なんて氷山の一角だなって実感した。これを全部。いつか全部観よう。
まだまだ人生は楽しいなって思った。でもマガジンだけでこの量か。

そして僕は途方に暮れる。