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里山に ひゅうと音立て 風渡る
薄刈る じわり額に 滲む汗
土砂降りの 明けて一転 日本晴
雨音を 母と聞きたる 幼き日
軽く膝曲げ 足裏全体 大地に力感じ 一息毎 命の根 …
一雨降りて 風は優しく 吹きぬ
紫陽花よ 今年は梅雨が 待たれよう
梅雨前に 植え込み潜り 草を抜く
六月の 爽やかな空 今朝もまた
快晴 快晴 洗濯日和
妖精か 紫陽花の花 洩れ陽浴び
花愛でた 躑躅刈終え 夏至を待つ
日を重ね 若木よ伸びよ 逞しく
雨露を 凌ぎ寝むるる 我が庵よ