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家々を 訪ねて感謝 盆参り
どうにもならない どうにでもなる 気分次第で どうにでもなる
衰えを 楽しみつつの 若返り
お元気で 歳を重ねて 力込め
気持ち良い 仲間と合わす 寺の作務
吾一人 無言で草に 向きおうて
梅雨合間 この身と共に 山歩く
夢うつつ 蛍火一つ 漂いて
天からの水 山から海へ 流る
葉の陰に 苔の絨毯 顔を出し
雨続き 植えた紫陽花 根を張るか
静止画の 中を鵯 飛び交わす
この思い この音、風も 身と共に
葉を除き もう一度見て なり直す
