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晩秋の 寒さは何処に 居るのやら
生きている この味わいを 楽しまん
野良に立ち 働く人の 影偲び
潤いて 薔薇が一度に 花開き
永遠の 法の姿が 今此処に
求めない 頼りにするは 己のみ
この先は 成る様に成る 憂いなし
参道を 掃き清めたり 秋日和
祝祷を あげられた分 喜びが
一夜明け 秋桜陽を受け 風にゆれ
進み行く 常にこの先 この先と
これでいい 求めるものは 何もない
この命 手を付けずとも 此処に在
在るがまま 流れるままに 法の道