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身を包む 風にこの世の 極楽が
雷雨去り 風に初秋の 色を嗅ぐ
寿ぎを 迎える父母の 思い汲み 隅また隅と 落ち葉を拾う
常日頃 世話になりたる 部屋掃除 力を込めて 床を拭ききる
秋風が 山肌伝い 里に落つ
十年の 年月経ての 花の色
友の無事 祈りて文に 意を尽くす
師と共に 薄刈る刃に 力込め
心地よき 朝風受けて 夢の中
面白き 一面有りと 夢で知る
地のパワー 戴きました 寝てる間に
接心の お礼を込めて 寺掃除
接心で 使いし襦袢 アイロン掛け
眼鏡かけ 経を読みつつ 朝課終え