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山の水 流れて来るも 日はいっぱい
山からの 水がたっぷり 流れ来て
塵一つ 見届けながら 拭き掃除
色無きも 清々しさと 感じさせ
柿の芽に 思いは秋へ 飛び立ちぬ
朝露と 朝靄受けて 光居り
梅雨空に 似合いて在るは 紫陽花か
坐禅堂 磨く床には 我映り
目覚めれば 雨の降りそな 匂いする
接心に 感謝を込めて 布団干し
優美さを 湛えし華が 咲きて居り