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自宅でオーダーカーテンを洗濯する方法

一般的な上部に山ヒダのあるカーテン(2倍ヒダや1.5倍ヒダ)のキレイに選択する方法を、分かりやすく説明します。
気持ち良く過ごすためにも、最低でも1~2年に1回は洗濯したいですね。




(1)メンテナンスラベルの確認

はじめに、ご購入されたシェードカーテンの幕の裾の裏側にある「メンテナンスラベル」に記載された「取扱い表示」をご確認ください。

洗濯表示(例)

上記の表示の場合は、自宅の洗濯機で弱モードで洗濯できます。

⇒ 【ウォッシャブルマーク】について



(2)オーダーカーテンの洗濯のやり方(1.5倍ヒダ・2倍ヒダ)


●洗濯機を使って洗濯できるオーダーカーテンの場合

1.洗濯機を使える場合は、カーテンのホコリを取り除き、フックを全て外します。
2.1.5倍ヒダ(プレンカーテン1.5仕様)・2倍ヒダ(スタンダードカーテン2.0仕様)のオーダーカーテンの場合は、山ヒダ(プリーツ)に沿ってたたみます。(プリーツたたみ)下記図参照
3.カーテンを一枚づつ洗濯ネットに入れます。(オーダーカーテン専用洗濯ネットを見る
4.洗濯機の設定を「弱モード」にして水量を最大にしてください(または同等の設定)。水温は「40℃以下」にしてください。
5.洗剤はデリケートな衣類用の中性洗剤などを使用してください。
6.脱水は短時間で行い(干すときに水が垂れない程度)、乾燥機は生地が縮む原因になるので絶対に使用しないでください。


●手洗いや付け置き洗いで洗濯するオーダーカーテン場合

30℃以下のぬるま湯で押し洗いをしてください。
もみ洗いをするとシワが付きやすくなるので注意してください。
その他は、洗濯機で洗濯する場合と同じです。


●汚れがひどい場合

カーテン自体が古く、汚れがひどい場合は「付け置き洗い」がお勧めです。
取扱い表示に書いてある液温で30分~60分程度付け置きした後に、洗濯機または手洗いで洗濯してください。


■オーダーカーテン専用洗濯ネット

大きくてかさばるオーダーカーテンを手軽でかんたんに洗濯できる専用の洗濯ネットです。
参考までにご覧ください。

オーダーカーテン専用洗濯ネットを見る



(3)オーダーカーテンの干し方(乾燥のやり方)


1.吊るしていたカーテンレールを綺麗に掃除して(窓ガラスも掃除する)、洗濯したオーダーカーテンをレールに吊るしてください。床に水滴が垂れそうなら、タオルやビニールを床に敷きましょう。
2.オーダーカーテンをレールに吊った後、全体を軽く引っ張ってシワを伸ばし形を整えながら、カーテンを閉めた状態にして、自然に乾かしてください。
3.屋外に干す場合は、必ず陰干しにしてください。
4.乾燥機は、生地が変質したり、縮んだりする可能性があるので、使用しないでください。



(4)ドライクリーニングの場合

クリーニング店でドライクリーニングする場合は、カーテンのメンテンナンスラベルを確認して、クリーニング店でご相談ください。
オーダーカーテンを取り扱っているクリーニング店がお勧めです。



(5)使っているオーダーカーテンに汚れが付いた場合

汚れがカーテンに付いてしまった場合は、すぐにふき取るようにしてください。
落ちにくい汚れは、衣料用中性洗剤を薄めたものを布に含ませて、キレイな布を下に当てた状態で、上からたたくようにしてください。
汚れが目立つようなら、その後にオーダーカーテンを洗濯してください。



(6)オーダーカーテンの日頃のお手入れ

カーテンの汚れは、室内の空気中のホコリやキッチンからの煙などが主な原因です。日頃から掃除の際にカーテンのホコリなどを取るようにしてください。
また、カーテンれるや窓ガラスもキレイにする事をお勧めします。レールや窓ガラスの汚れは、カーテンに移りやすいだけでなく、ホコリやゴミが水分を含むことで、カビが発生しやすくなります。
結露もカビや汚れの原因になりますので、水滴もこまめにふき取るようにしましょう。

オーダーカーテンの洗濯は、ドレープカーテン(厚手)は年に1回程度とされていますが、個人的には2~3年に一度程度良いと思います。レースカーテンは半年に1回程度とされています。
カーテンの生地と住宅環境などによって変わりますので、あくまでも参考としてお考え下さい。

ファブリック(生地)は洗濯するほど痛みますので、頻繁に洗濯する必要はありません。












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