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ずいぶんと遠くまで歩いてきたものだ。

振り返ってみると、ずいぶんと遠くまで歩いてきたものだなぁと思う。
特に去年の終わりからこの一年は、凄まじいスピードで人生の回収をしてきた。
一年とちょっと前の自分とは、もはや200°くらい違うんじゃないだろうか。

昨日LINEのとあるやりとりを見返していて見つけたのだが、どうやら私の中の大きな気づきがあったのは去年の12月23日だったらしい。
『もう嫌だ!』と本気で思い、やけくそで行動を起こしたのが一年前。
それまでの自分が構築してきた価値観が一気にひっくり返った朝だった。

《行動すれば人は確実に変わる》
絶対、という確証はない、というドラマの台詞が好きな私だけれども、このことだけは実感を持ってしまっている。
逆にこれまでの自分を見返すと《思考だけでは人は変わらない》という実感もある。

今の私が一年と少し前の自分に会いに行って言葉をかけても、恐らく頑なに受け入れようとはしないだろう。
人はそれぞれタイミングが定められていて、そのタイミングじゃないと気づけないようになっているのかも知れない。

33年生き続けて、なぜ生きているのか、なぜ生まれてきたのか、なぜこんなにも生きづらいのか、その答えだけを求め続けていた。
その答えがないのならさっさとリタイアしてしまいたいと思い続けながらも、リタイアできない生に虚しさも憎らしさも感じていた。
去年、ようやくその暗い暗いトンネルの出口が見え、この一年猛ダッシュで駆け抜けてきたのだ。

まだまだ続くらしいこの人生で何ができるのか。
自分と真正面から向き合い始めて一年。
来年も更なる気づきと、そして自分との仲直りを目指して。

本当に、遠くまで歩いてきたものだ。

それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
さきんこ

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