重苦しい毛布から抜け出して、ト音記号で丑の刻、トンネルの中では寡黙、向日葵は眠って、外灯一つ無い道路、寒さで凍るか、まだ早い、木々を抜けて、鈴の音に振り返れば、神様、平伏するより他に無し、無意識、涙、私はここへ来た、鳥居の下で迎える、早朝5時のオリオン座、静かに、夜が落ちていく。

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