純青

鈍い青色を潜り抜けて、薄い糸に透かして
動脈が指先まで打つように
長い長いエスカレータがもやもや光っていて
そういえばそんな夢を見たこともあったな

宣言しに来たの

動機がないと、死んでしまいそうだ

尊敬するひと、
笑うときの目尻の皺、目線は斜上、

負けてたと思ってた 追い抜かれてしまった

もう会うことはないだろうな
(きっと、大人になってしまうのかもしれないし)
これが最後の反乱だった

暇があれば
否 半端は晒せないさ

成果が出たときに また
約束ができたので

それまで私は、 
もう一度 生きていけると思う

星に願いを

涙は白い靄に変わって
その薄青い朝は
たぶん、私たちにしか見えない

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