何故日鉄興和・東急不動産は家具サブスクリプションサービスを始めたのか
最近Uberなど車業界で盛んになっているシェアリングエコノミー。
アメリカではすでに個人化からシェアリングの消費文化へと移行しており,海外シェアリング業界の日本への参入が刺激となって日本の各業界もシェアリングサービスを行なっている。
家具もその一例である。今回のサービスの場合定額料金によるサブスクサービスになっているが,シェアリングと基本的な構造は変わらない。
消費者にとってのメリットは,分譲住宅への引っ越しにつきものな初期費用のうち家具の部分を大幅に安くできることだ。
さらにただのシェアリングではなく,個人*シェアというのが家具サブスクの魅力だ。
部屋の写真を事前に送って,コーディネートパッケージを用意することは,Desireを刺激する。そこに,Actionに移しやすい500円からというサブスクサービスの安さがあることが重ねがけ的に消費を刺激すると思われる。
リアル書店のサブスク制度も六本木で行われているようだが,サブスク=シェア*個人という方程式は今後デジタル・リアル店舗のどちらでも構造としてみることができるかもしれない。
参照
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58066680V10C20A4000000/
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