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チャンスは一瞬、準備は永遠

『時計の針はぐるぐる巻き戻せるけれど、
 時間の針はぐるぐる巻き戻せない。
 前に向かって進むのみ。』

出勤途中で歩いていた時に、ふと思いついた言葉です。
私はこんなふと思いついたこともメモして記録するようにしています。
何を考えていたのか正確に思い出せませんが、過去の終わったことを考えていても仕方がない、これから先のことを考えようとしていたのだと思います。

あなたの時間も同じ。
時間はどんどん進んで行くのだから、自分もどんどん進んでいきましょう。
目標に向かって行動を続けなければ、時間はどんどん後ろに流れ去っていきます。

実現したいことを宣言しよう。
実現したいことに向かって行動しよう。
限られた時間の中で与えられたチャンスをこの手に掴もう。
準備ができた時に、チャンスは与えられるようになっています。

『チャンスは一瞬、準備は永遠。』

チャンスを掴んで行動する。
その行動がまた次のチャンスの準備になります。
繰り返す。

準備を続けなければ、チャンスは来ません。
準備を続けていなければ、チャンスを掴むことができません。
準備ができた人に、チャンスは与えられるようになっているから。

第3章の「継続する」でも述べたように、私は、この本の原稿を書いている間に、情報処理技術者試験過去問問題集の解説執筆者デビューという体験をしました。

このことをTwitterで投稿すると、お友達から「紙の本!おめでとうございます!毎日の積み重ねが形になるんだなあ、って思いました。」と返信コメントをいただきました。
この返信を見て、自分でも改めてそう感じました。

「これまでの毎日の行動の結果がひとつの形になった。」と感じました。

今年、書店に並ぶ情報処理技術者試験の問題集の解説を書くことになるとは考えてもいませんでした。
けれど、もう既に、私が解説を執筆した本が全国書店に並んでいます。
今年の目標にも掲げていないチャンスが訪れてきたのです。

なぜ、出版社にコネも繋がりもない私が本の執筆をすることになったのか?

それは一言で言うと、毎日「あさべん」毎月「おさべん」を続けていたからなのです。
「あさべん」とは、毎朝勉強することです。
「おさべん」とは私の開催している勉強会「宿題メール大阪勉強会」の略称です。
ぜひ[ おさべん ]で検索してみてください。

私は、情報処理技術者試験などの勉強を約20年間続けており、また、情報処理技術者試験の受験者を中心とした勉強会を毎月1回、約8年間にわたり開催を継続しています。
この勉強会関係で知り合ったお友達から、「過去問題集の解説を書いてみないか。」と、ある日、声をかけてもらったのです。

チャンスが訪れてきた瞬間でした。

この声をかけていただいたお友達は、研修講師や本の執筆を行なっており、ちょうど問題集の解説を書けるパートナーを探しているところでした。
最初は、私にできるのか?という不安の方が多かったので、一度はできそうにないと判断してお断りしたのですが、それでももう一度考えてほしいと声をかけていただきました。

「なぜ私に声をかけてくれたのか?」
「私にできることなのか?」と聞くと次のような答えが帰ってきました。

「対象の試験区分にすでに合格しており、勉強会を途切れずに開催を継続している。試験対策講師も経験がある。約束したことはきっちりやり遂げてくれる。電子書籍も出版しており文章も書ける。書籍の生みの苦しみを知っている。他の勉強会仲間から「まささん(私のこと)ならできる」の推薦もあった。まささんならできるから声をかけた。」と言っていただきました。

そして、私は一度手放しかけたチャンスをこの手で掴み直したのでした。

何かひとつでもいいのです。
一瞬のチャンスを掴むために、目標に向かって行動を継続してみてください。
何かを続けているから起こる変化をあなたにも経験してほしい。
勉強でもいい。
楽器演奏でもいい。
写真撮影でもいい。
スポーツでもいい。
考えてもみなかったことが実現する時がきます。


『チャンスは一瞬、準備は永遠。』

※この記事は、私の著書『あなたも夢に一歩近づくSKK! S 宣言する。K 行動する。K 記録する。』(Kindleにて出版中)からの抜粋です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y3P3212


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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