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#2 華がある、華が無い、とは

イケポン(以下I):小4からダンスにはずっと興味があったの?

Kozy a.k.a JUKNESS(以下K):ありましたね。でも当時は田舎に住んでいて、YouTubeも無かったのでダンスのショーケースって見たことなかったんですよね。

I:あ~無かったもんね。

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知らない人にも「ダブルダッチってすげえな」って思わせたい

K:「金スマ」にEXILEが出ていた時に、スタジオのカメラワークでちょうど「Ti-amo」のダンスが映っていて、それをずっと再生巻き戻し、再生巻き戻しってして、どうやっているのかをずっと研究していました。その時カウントとか分からなかったんで、タタタン、タ、タタンって。野球を引退してからは、深夜ずっと練習していたのを覚えています。野球でプロになれなかったのは悔しかったですけど、ダブルダッチにシフトして良かったです。

I:どういうところが良かった?

K:いろんな人と出会って繋がれるのが良いと思います。外の世界好きなので、ダンサーと仲良くなったり、俳優と仲良くなったりして、「今度原宿でパフォーマンスするから来て」って呼びかけたりして。ダブルダッチ以外の人にも「ダブルダッチってすげえな」って思わせたいんですよね。だから、服装とかも、気を使ったりしてます。

I:確かに、コウジは色んなことに興味あるんだろうなって思っていた。服もそうだし、街のこととか。コウジには華があるのがうらやましくて。

K:え!?

I:BLACK×PIELLOTの時、やっぱ華あっていいなって思いながら動画を見ていたんだよね。正直すげーうらやましかった(笑)。

K:えー!それはうれしいです!

I:「コウジが来る!」っていう沸きもあるなって思っていたし。

K:あはは(笑)まあそういう風に、自分が映えるよう作ったんですけどね。

I:でもそれ大事だもんね。僕は逆にそれが苦手で。

K:ああ、そうなんですか。

I:自分を前面に出すのが恥ずかしいと思っちゃうんだよね(笑)。

K:え~!逆にそれ言われたら今めっちゃ恥ずかしい!

I:いやでも、ステージ立つならそうじゃないといけないと思っているんだけど…。性格が問題なのか。前に出るのが苦手で。

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華がある人と無い人

K:っていうか、何なんですか?華って(笑)

I:まあ、目立ってるってことかな?華ある人と無い人っていない?

K:確かに。

I:自分が無い方だから余計、思うね。

K:この前のコンテストとサマフェスでジャッジをする機会があって、やっぱりパッと見の印象って大事なんだなあってすごく思いました。

I:衣装ってめっちゃ大事だよね。

K:そう。ただ派手にすればいいとか、ぶかぶかにすればいい、とかじゃなくて。「あえてこっちだけ刈りました」とか、「あえておへそだしました」とか、そういうこだわりがバチっとはまっている人は、全く名前を知らなくても目を引きますね。

I:うんうん。

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K:顔がかっこいいとか、かわいいとかは、それもショーであり見世物なんで優劣はあるとは思いますけど…そこだけじゃないんですよね。

満点をつけるのが悔しかった

I:どこか覚えているチームはある?コンテストで。

K:G.O.A.Tに関しては、別に見た目もかっこよくないし、華があるほうではないですけど…。だからこそなんというか…悔しかったっす。5(満点)をつけるのが。

I:やられた感みたいな?

K:「やられた!うわ~こいつらかっけえ」ってなりました。あれは、ギャップで引き込んできた感じですね。

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I:華が無いって自覚しているやつらだからなのかな。無いからこそやってやるぜって感じあったね(笑)

K:あはは(笑)コンテストで気になったチームとか、考えてくれば良かったなあ。

I:名前が出たら、うれしいだろうしね。

K:自分は、大会終わってからぱっと目が行った子には声かけるんですよ。「良かったよ」って。

I:それうれしいよね。

K:言ってもらえていた側なんで。でも誰にでもいうと安っぽいんで、ぱっと目がいった子だけですけど。

#3に続く

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