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#2 ユーキさんがウェーブを教えてくれたから

MACCHI
1993年3月9日生まれ。日本体育大学ダブルダッチサークル「乱縄」出身。昨年はDOUBLE DUTCH DELIGHT 2017 のゲストチーム「BAD TASTE」として出演。現役時代は「櫻羽華」として活躍する。KEITAがダブルダッチをはじめたきっかけ。現在はRed Bullの社員を経て、外資系酒造メーカーに努めている。

(※2018年5月14日の記事です)
I⇒イケポン
M⇒MACCHI
MS⇒MASA

友達も後輩も大好きですしってのを知ってもらえたら嬉しいっすよね

I:MACCHIは留年はしてない?

M:してないです。

I:日体は留年する人あまりいない?

M:いますいます。留年はちょこちょこいると思います。

I:FOGのHUMPTY DUMPTYあたりの年代は留年多かったね。

MS:HUMPTY DUMTYの4人ムーブの中の人たちは全員留年だ。

M:まじすか?

MS:エビタマブラザーズね。

M:そんなムーブ名あったんすね(笑)。

MS:デモ曲をよく聞いてもらえたら(笑)。

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I:日体の講義はどんな授業なの?

M:スポーツ心理学、スポーツ栄養学、みたいなものが多いです。あとは実技で、例えばバスケットボールを、先生になったつもりでどう教えるか、ってことをやったり。例えばバレーボールの実技の試験だと、スパイク・レシーブ・トスを2人で30回ずつ続けなきゃ単位がもらえない、とか。

I:日体卒業して体育の先生になる人ってどれくらいいるの?MACCHIの体感で。

M:先生になりたい人は4割くらいいるんじゃないですかね。一発合格って結構難しいみたいで、非常勤講師として仕事をやりつつも勉強するっていうパターンの友達も結構います。3年目で合格、みたいなパターンがあったりとか。

I:そうなんだ。今回全然ダッチに関係ない話多いけど、大丈夫かな。もう少しダッチに寄せていこうか(笑)。

M:そうですね(笑)。

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MS:前回の記事を見て、KEITAに憧れてるけど話す機会がなかなか無いっていう子はインタビュー記事が読めてすごく喜んでいましたよ。

 I:それはよかった!動画の中の人の普段の姿が見れると嬉しいよね。MACCHIも見た目怖いけどすごく優しいね(笑)。

M:僕ってパフォーマンス中は結構威圧的?って言ったらいいのかなー?そんなニュアンスの強いキャラのつもりでやってたんですけど、別にそんなことはなくて、もちろん笑いますし、遊ぶのも大好きですし(笑)。友達も後輩も大好きですし、ってのを知ってもらえたら嬉しいっすよね(笑)。

 I:そこは伝わるはずだ。僕はHKRさん(alttype)の家に初めて行った時、「HKRさんも部屋干しするんだー」って思ったのをすごく覚えてるよ(笑)。

M:自分は、4個下の後輩にチャリ乗って帰ってるところ見られたですけど、めっちゃ動画撮られました。「まささんチャリ乗るの、残念です。でっかいバイクかと思ってました。」って(笑)。

 I:なんて言い返したの?

M:撮るのやめろ、と(笑)。

 I:じゃあ自分でもチャリンコだせえと思ってんのか(笑)。

M:思ってます(笑)。

入学したての基礎練期間にアメリカンで来る1年、生意気だなって思われるじゃないですか(笑)?


 M:バイク通学はアリだったんですか?

 I:バイクは大丈夫だった。車はダメだったけど。バイク通学の人?

M:そうっすね。僕、高3で野球部を引退してから、野球部仲間と速攻で中免を取りに行ったんですよ。ずっとアメリカンに乗りたかったんで、大学にはずっとアメリカンで通ってました。でも、入学したての基礎練期間にアメリカンで来る1年、生意気だなって思われるじゃないですか(笑)?おれもあまり先輩に嫌われたくないから、先輩が帰るのを待ってからアメリカンで帰ったりしてましたね(笑)。

 I:ははは(笑)。MACCHIはアメリカンめちゃくちゃ似合うなー。

9割厳しくていいから、1割は甘くしてほしい(笑)。


M:僕が1年生の時の乱縄って、基礎練期間にアクロバットの練習をしちゃいけなかったんですよね。

 I:1年生は?

M:そうです。1年生はまだ何も分からないので怪我をする可能性も高いので、アクロバットより縄練をしましょうっていう教えがあって。僕は宙返りが頭にずっとあって乱縄に入ったのに、ずっと縄回してて(笑)。基礎練期間があったからチームを組んだ時にいろんな構成をすんなりできたんだなーって思ったんですけど、正直アクロバットやりたいってずっと思っていました(笑)。

 I:これじゃねえと?

M:いや、楽しかったんですけど。でもアクロもやりたい。なんていうんですかね、9割厳しくていいから、1割は甘くしてほしい(笑)。って言っても今思うとめちゃくちゃ優しくしてくれてたと思います。

 I:うんうん(笑)。

M:それで、ついに基礎練期間が終わる日がくるんですよ。乱縄ってレスリング場ってのがあって。そのレスリング場でアクロバットの練習をするんですよね。あのレスリング場で、やっと先輩にアクロバットを教えてもらえるぞってルンルンでバイクとばして大学に向かってたわけですよ。そしたらちょっとスピード出しすぎてしまって、車にぶつかってしまって。大事故でした(笑)。膝の靭帯も伸びて、骨も見えてるような感じで。

 I:えーーー!えぐい!

M:その一瞬で、バク宙したいっていう夢が砕け散りましたね(笑)。

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M:ずっと我慢してきたのに、そこから2〜3ヶ月アクロバットが練習できなかったです。他のチームメンバーはそのままデライト(Double Dutch Delight)に向けて、キャプテンだった僕無しで、デモをやってると(笑)。そういうツラい時期がありました。
何が言いたいかっていうと、僕は当初アクラーになりたかったんですよ。でも怪我をした時に、アクロバットの練習が全くできなかったんで、出来る事って何かなって考えた時にひたすらストレッチをしてたんですよ。めっちゃ体が柔らかくなってきた頃に、引退されてたPEEK-A-BOOのユーキさんがたまたま乱縄の練習に来られたことがあって、ウェーブを教えてもらったんですよ。「僕にも練習できる技はないですか?」と。

 I:怪我しててもできる技だ。

M:はい。そこでウェーブを教えてもらってから僕はダンスにハマったんですよ。そこでユーキさんがウェーブを教えてくれたから、ダンスにめちゃくちゃ興味が湧いて、ダンスとアクロバットをやるプレイヤーになったんですよねー。

 I:おーそうなんだ。

M:怪我をしたおかげで、ユーキさんと話す機会ができてダンスをするようになりました。無駄ではない事故だったんじゃないかなと(笑)。

 I:いいように言ったね(笑)。

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