【体験記】ホールICLを受けてみての感想

こんにちは!

レーシックに代わる手術として注目されているホールICLを受けてみたので、その手術のメリットとデメリット(想定されるリスク)をNoteにまとめました。

目的:

今回、Noteにしようと思ったのは、ICLの症例数がまだそこまで多くない中で、体験した人が回りいないなどの理由からリアルな情報にアクセスできないという課題があると考えています。

例えば、巷には、レーシックと同じく危険!など不安をあおる記事などもあり、本当の情報がわからず、手術を迷っている人もいると思います。

そういった人に、なるべく見え方のリアルな情報が提供できたらと思い記事を書きました(受けてみて感じたリスクなども少し書いています)。

ちなみにICL手術を受けて1年が経過しました。

【この記事の概要】
・ホールICLとは?
・受けてみての感想(メリット・デメリット(想定されるリスク))
 ※一般的なメリット・デメリットではなく私が実際に受けてみて
  どのような見え方をしているかを中心に書いています。

それでは、以下本編です。

・ICLとは?

このページを見つける人はかなり調査をしている人だと思うので、既に色々調べられていると思うのですが、簡単にICLの説明を記載しておきます(以下はICL研究会からの引用になります)。

ICLは角膜を削らずにレンズを目の中に入れて視力矯正します。インプランタブルコンタクトレンズを略してICLと呼んだり、フェイキックIOL、有水晶体眼内レンズ、永久コンタクトレンズと呼ばれることがあります。
眼内コンタクトレンズ=ICL(Implantable Contact Lens)は、レーシック(LASIK:laser in situ keratomileusis)が最初に報告された1990年より以前の1980年代に開発が行われた、実は歴史のある手術法です。国内では当会代表の清水が1997年に初めて導入し、2002年の臨床治験を経て2010年に厚生労働省の承認をうけました。
しかし、従来のICLは房水循環(目の中の水の流れ)が悪くなることから、約1~2%白内障が進行するというリスクがありました。この合併症をなくすべく清水は、レンズの中央に極小の穴をあけたHole ICLを考案・開発し、2007年に世界で最初の移植を行いました。その後、このHole ICLは房水循環が改善されたことから白内障のリスクが低下し、現在世界70か国以上で承認され世界的スタンダードとなっています。
メリットは、術後の結果に不満や合併症があれば、レンズを取り出し元の状態に戻すことができること、幅広い度数に対応できることです。レーシックでは、近視度数が強い場合、角膜をたくさん削る必要があり、手術の難易度が高くなります。その結果、術後誤差が大きくなり、近視が再発したり、ドライアイの原因になったりすることがありました。また、一度削った角膜は元にもどすことはできません。ICLは度数が強くても軽くても、一枚のレンズを目に入れる同じ手術方法のため、難易度に差が生じることはありません。また、将来白内障になっても従来同様の白内障手術を行うことができます。

(引用はここまで)

詳細はICL研究会のページをご覧ください。


・受けてみての感想(メリット・デメリット(想定されるリスク))

それでは、実際に受けてみての感想を記載していきたいと思います。

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