アニメ「すのはら荘の管理人さん」2周目感想

1話
序盤は癒し系女体アニメ。やってることは中々のエロなのにしんどさを感じさせないのは、おねショタならではの性質なのかもしれない。これだけおっぱい強調した描写多かったらもっとダレそうなのにね。彩花さんのキャラ設計が成功してるのかな。
やはりツッコミ役と清涼剤として柚子の存在はありがたいね。高森奈津美の演技は「田中くんはいつもけだるげ」の宮野役がすごくハマってて、柚子はそれに近い雰囲気なのも俺得。ゆりちゃんは当時あまり注目していなかったけど、中盤以降に魅力が出てきた子なので2周目はガン見していきたい所存。この子将来的に管理人さん以上の狂人になりうる器だからね。

2話
名作アニメでは?
やたらおっぱい押し付けたりノーブラチアコスで下乳チラ見せしたりエロアニメ然とした内容なんだけど、やっぱりシコさを意識させる作りではないように感じる。これ見て「よーし今日は巨乳ふわふわ金髪お姉さんで抜くぞ!」ともならん。彩花さん側はちょっかい出してるだけで性的な意図がないからね。このバランスが今後出てくる邪悪な年上連中に崩されてしまうんだったと記憶している。
ゆりちゃん強キャラ枠だと思っていたけど今のところ別に。顔には出さずともクモにめちゃくちゃビビってる行動してるの意外な気さえする。女の子だからそれくらいでいいと思うし、むしろ谷間に挟んで運んで行ったガチの狂人はどうかと思うよ。やっぱこの作品おっぱいを面白がってるよなぁ……

3話
多分リアタイ時は「あっくんと彩花さんとの絡みの方が面白いから今回は微妙」って言ってたんだろうなあ。アニメ全体のバランスを把握した上で見直すとめちゃくちゃいい回。会長とゆりちゃんの話は割と覚えてたけども月見里パートはこんなおバカな内容だったっけ……ww
咄嗟にあっくんがゆりちゃん引き連れてクローゼットに隠れるシーンでスンとした表情で開眼してるのが妙にゾクっとした。可愛いからなのか怖いからなのかはわからん。ちなみに糸目キャラ全般はそこまで好みではなくて、風見ゆり以前にも以後にも気に入ったキャラって多分いなかったんだけど、最近「ぼっち・ざ・ろっく!」に出てきた廣井きくりはグッサグサに刺さった。

ところで放送当時の感想ツイートで「すのはら荘3話は実質イカ娘」って書き残してあるんだけど、どこがだよ。糸目開眼くらいしか要素なくない?

4話
あっくんと柚子のおバカなコンビいいなぁ。そしてゆりちゃんが管理人さんの過剰スキンシップを回避しながら立ち回ってるの好き。さすが急に下から湧き上がって出現する女は違うぜ。
この回も大胆な女体描写多いし透けブラとかでエロくしてえ!という意気込みを感じるが、登場人物たちの振る舞いがそれを阻む。いや~日常アニメ✌

5話
ゆりちゃん可愛いなぁ~でもやってることが可愛くないよ~友達を盗撮してもう一人の友達に売るって、それで交友関係維持できるんか??会長相手にはバレないから問題ないとしても月見里は……変人だからお互い様か。
宿題パートであっくんがトイレに行きたがるところ、「これはあくまでも本当に催していてシコりに行きたいわけではない」という説明が念入りな気がしている。麦茶飲みまくったり足をそわそわ動かしたり。そもそもトイレ行かせないのがスパルタの表現というのも何だか違う気はするけど……w

最後の彩花さんの「私、待ってますね」はこのパートに限って言えばすごくいい締め方でほっこり。でも彩花さんがあっくんをそういう目で見られるってのが示されるとただのイカレ逆セクハラ女で済まなくなって言い逃れ不可能のエロアニメになっちゃうよ。その前に同性を3人襲ったのでチャラってわけですか。

6話
出て来ちゃったよ高校生連中、この3人が絡む話が苦手。一気に雰囲気が変わって、肝心なシーンがないエロアニメみたい(ちゃんとしたエロアニメになられても困るが)。おねショタの質もこれまでと変わって胃もたれする。
特に菜々は直接的エロに振ったキャラ付けが、味変にしてもプラスに思えなくてなぁ……そこに佐倉綾音を使っているのがあんまりマッチしてないのもつらい。ギャルを演じさせるには声の響きが強すぎる、年上を演じさせるには向かない幼さが付き纏う、という印象。姉との対比を重視したっていう意図も伝わってくるけどね~~。

7話
宿題終わったところで年下に逆セクハラしまくってたら結局不良だよ?

彩花さんの「可愛い上に性別は男だから過剰に反応してお得!」みたいなスタンスと違って、オスを煽ってやるぜというニュアンスが伝わってくる菜々、地上波アニメ向きではない存在。お前はあっちや(商業読み切りエロ漫画)
ゆりちゃんの不気味な登場シーンいいねぇ。冒頭のホラー番組よりも怖い存在だと思う。でもかわいい。そしてこの世界の女性はみんな背中に性感帯があって大変だな。もしかして全員揃ってエロ漫画の世界に移住した方がいいんじゃないか?

……という感じで序盤褒めてた部分が否定されていく中盤の回。この引っ掛かりを覚えていて2周目になかなか手が伸びなかったのさ。

8話
あっくんが逃げ出した理由の一端が彩花さんにもあるの、本人は理解してなさそうで怖い。サイコでしょ。でもあっくんは見つけてもらって喜んでるしこの2人はもう終わりや。高校生3人もホンマ💢💢でも舞子だけは真剣に頭悪そうで逆にイヤな感じしないから好き。内藤がいなかったらあんま悪いこと思いつかなさそう。
菜々も年下目当てに戻ってきたりして同学年の友達おらんのか?あのショタコン2名だけ?雪ノ下陽乃のせいでこのパターンのキャラ全員友達いなさそうに見えるし、実際高校では一色いろはみたく同性に嫌われる女なのかもしれない(声優繋がり)(何でも俺ガイルくん) プールや祭りの会場で友人とばったり会うくらいだから、すのはら荘は気軽に帰って来られる距離だってのはわかるがね。

9話
3人もいるんだから誰か1人残ってあげればいいのに。総員何名か知らんけど1人抜けると回せなくなる生徒会の構成に問題があるのでは(マジレス)
あといくら乳がデカくて重くとも自分で持ち上げて汗を拭けるでしょう。という点にあっくんは気付けないからわざと頼んだんだろうな、あのイカレ逆セクハラ女。

10話
やっぱこれくらいのバランスがいいよ。高校生組からは邪気を感じたけどそれ以外はほのぼのとしてて序盤の雰囲気を感じる。あと生徒会組がかわいがりの対象にされてると安心するね、その描写がないと本当に気持ち悪い大人なので……
姉ごっこのパートであっくんが存分に振り回されてるのも好き。男として扱う意図は全くないけど性別上は男だから便利に使ってしまおうという3人の態度が丁度いい。

11話
アバンの作画に欲望が漏れ出すぎなんだよな、まぁ俺は"そういう"シチュ好きだけど。舌なめずりで股間に血が集まって行くのを感じた。
とにかく人を甘やかしたいという彩花さんの行動原理がよく見える回は良回。イカレ逆セクハラ女から庇護欲ぶっ壊れ女へと評価が回復する😊
茉莉を演じるかやのんの声にはペルシアみがあって良い、こっちは気持ち幼めなニュアンスが追加されているかな?というくらい。寄宿学校のジュリエット、最高のアニメだと今でも思っている。一番好きなのはシャル姫

12話
ええアニメや(恍惚)
てかここに来て会長の可愛さがあっくん食いかけてるのは大丈夫だったんだろうか。そりゃショタとロリ(?)では本来需要は食い合わないものだけれども。そして作者はこれをインピオ的趣向なのか、おねショタの変形として描いているのかがすごく気になる。おねショタは初歩的なことしか分からないから有識者に聞いてみたい。てか肉体関係どころか交際関係にもないのにインピオ扱いってヒドい?
こたつに潜り込んでゴソゴソするシーン、視聴者と制作サイドのどっちがより心が汚れているかの勝負を試されている気分になる。悪い想像をする視聴者の過失か?それとも意図してその想像を引き出させる制作サイドが悪いのか?

あとクリスマスや年末の雰囲気を描き出すのが上手だなと思った。普通の日常と変わりないことをしているシーンにも何となくそわそわした空気が流れているのが伝わってくるよね。アニメではドタバタが多く描かれるけどベースの生活の質が高そうだし、ずっと住んでても特別感が持続しそうな雰囲気。あっくんが気の毒じゃないシーンだけ見てると、追体験の感覚が得られて気分がよくなる。


次は何を見ようかな~当初はステラヴェローチェのまほうを見るつもりだったけれど、現在放送中のぼざろと若干方向性が被るので後回し。京染が録画を残しているタイトルが分かる超能力者の方にはぜひオススメを挙げてもらいたいです。

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