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Windows 365 Bootが一方的に期待と違うと思っているだけですが。

タイトルでほぼ書きたいことが終わってしまった。

マイクロソフト、クラウドPCが起動する「Windows 365 Boot」やオフライン対応の「Windows 365 Offline」のデモ動画を公開

という記事のタイトルを見て、どれどれ?と記事を見に行きました。

読み始めてデモの説明のところで。

このデモから分かるのはまず、クラウドPCの利用前にローカルPCでWindows 11が起動するプロセスが入るということです。ローカルデバイスはWidows 11がきっちり動作するマシンを用いることがWindows 365 Bootの大前提であるといえます。

とあり、途端に「期待と違う」ということで興味を失いました。

偏見ですが、これAppleが同様に「クラウド上にあるMac OSが起動できます」ってデモのとき、平然とWindows PC上でやると思うのです。もちろん、あわせてiPadやiPhoneでもやると思うのです。

そうではなく、結局今回のようにWindows 11上でやられても、「えー、じゃあそのローカルのWindows 11やローカルのPCの意味は何?」って思うのです。

わざわざクラウドにあるPCをネットワークを通じて起動させて運用したいということは、ローカルのPCに依存しないということなのに、そこを依存してしまったら意味がないように思えてしまうのです。

クラウドにあるPCの情報を同期させるから、機器の故障とかでデータの紛失とかの可能性を軽減できます。」っていうアピールだと弱いなぁと。

「アカウントを管理するActiveDirectoryが、アカウントに紐づく情報を同期して、データはローカルではなくOneDriveとかに置いて運用すればいいじゃない」っていうことかと思ってしまうんですよね。あのデモ動画で英語が分かるともうちょっと違うメリットが見いだせるのかもしれませんが。


さっきのAppleならっていう話に戻りますが、あれをiPadでやってみせるとか、それこそChromebookでやって見せて、意味があるものだと思うのですよ。

ターゲットが個人ではなく企業っことなんですかね。だから機能に「期待と違う」と思ってしまうのかな。ローカルのWindows11がちゃんと動くなら、クラウドにあるPCにお金を出して契約するメリットがやっぱり無いなぁと。


時々思い出してWindows 365 Bootで検索したら、この勝手な期待を解決する記事を見ることができるかな。。。。


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