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図書館の大魔術師の最新話が盛り上がる展開で好き。でも別のことも目にしてしまった。

むー、タイトル難しい。ヘッダー画像は、その最新話が載っている、月刊 good!アフタヌーン 4月号です。

図書館の大魔導師、最新話が群像劇としては定番の盛り上がる展開だし、「本気」に対する姿勢のあり方を考えるいい内容だと思った。相変わらず、ぐっと染み入る作品です。


一方で、Twitterで検索して知ったのですが、作中で使われている部族の名前とかが、ネイティブインディアンに通じるものが使われているとのこと。その背景を知っている人に取っては、良いこととは思えないようで。いわゆる「文化の盗用」っていう感じなんですかね。


その視点は、間違っている内容では無いと思うので、否定はできない。とはいえ、自分は簡単に検索して知った程度なので、「間違ってはなさそうだ」ぐらいにしか捉えられず、踏み込んだ意見は書けない。


差別とか、他の文化圏との共存を考える作品だとだからこそということなのかもしれないけど、難しい。文化の盗用って安易に「まぁ良いんじゃない」って言ってはいけないとは思う。特に今回は「使われた」ではなく「使う」側だし。でも、「そこまで気にしなくて良いのでは?」って思うことも個人的には正直ある。だから、せめて相手の意見を否定はしたくない。なるほど、そういう考えや視点もあるのかと。


とはいえ、それを知ったからじゃぁ作品を嫌いになるか?読むのを止めるか?って言われると、今のところそのつもりはないし、真っ向から作品を批判するというスタンスも今のところ取れない。


シンプルに作品を楽しみたい。という思いが今は大きめ。


個人的には、心にグッとくる言葉や表現が多い作品なので、引き続き好んで読むと思います。単純に来月の次の話も楽しみだし。


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