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8/29 ウェルカムバックおばあちゃん

こんにちわ海を売る男ぎんです。
写真は高円寺の阿波踊りで食べた。よく行く中華屋の出していた生姜焼きドッグです。

さて、日記です。
今日僕はアルバイト終わりにネタ合わせの予定があったので、神戸(相方)の家に行きました。アパートに着くと知らないおばあちゃんが入り口を塞ぐようにしておしゃべりしていた。
片方は神戸くんと同じアパートに住んでいるおばあちゃんでもう片方はおそらく違う場所に住んでいるご近所さんぽかった。

この壁をどう乗り越えよう。
アパートに入るにはそのおばあちゃんズがいるところを通るしか無く、絶対に避けてもらわないと入れない。遠目から見ている僕はぼんやりと考えていた。住人でもないからなんて言ってどいて貰えばいいのだろう。少し考えた挙句僕は意を決して挨拶だけしてサッと入ることに決めた。

僕は少しの恥ずかしさとおしゃべり中のおばあちゃんずに申し訳ない気持ちがあったので少し顔を伏せながら「こんばんわー」と言って入ろうとした。するとご近所さんっぽい方のおばあちゃんが「あらすみませんね」と僕を避けてくれた。
あ、どいてもらえた。。よかった。。。
しかし、少し安堵しながら僕はおばあちゃんずの間を横切ろうとすると横から住人のおばあちゃんが僕に向かって笑顔で「おかえりなさーい」と言った。
え、おかえり??
あ、、、え?
少しパニックになりそうになる。
だって僕はこの家の住人でもないし、こんばんわと夜の挨拶をしただけだ。なんて返せばいいんだ。これ。
よくよく考えると前にもこんなことがあった気がする。

小学校の登下校でも学校に行くときはいってらっしゃい、帰りの時はおかえりーと近所の名前もわからないおばさんが言ってくれたりした。大人のやさしさなのは充分わかってる。けれどもこっちがどう返せばいいのかわからない。小学生の頃の僕は「た、ただいま…?」なんてぎこちなく返していたが、それで本当に合ってるのだろうか。もしかしたらその先の正解があるかもしれないと考える。

今日も暑いですね。
お疲れ様です。
何話してたんですか?
こんばんわ(2回目)

いやないだろ。全部。どう考えても「おかえり」に対しては「ただいま」というしかない。惜しいのは「お疲れ様です」だが、おばあちゃんズは立ち話してるだけで疲れてるようには見えない。「何話してたんですか?」は最悪だと思う。絶対に、は?って顔されるに決まってるし、おばあちゃんずと盛り上がる会話ができる自信も僕にはなかった。
僕は決意を固めて「た、ただいまです。」と言ってみる。すると、僕に対しておばあちゃんは「はーい」と一言いい、立ち話を再開し始めた。

「はーい」ではないだろ。

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