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道徳授業まとめ

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道徳の授業に関する記事をまとめています。
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2019年10月の記事一覧

道徳読み

今日は道徳読みという授業方法についてお話します。 道徳読みは横山験也さんが考案した、道徳の教科書を使った新しい授業方法です。授業の流れはこんな感じになります。(ちなみに、私はこの形での授業はしたことがありません。ですので、これから書くことは、全て印象であるという点に留意ください。) ①普通に読む ②道徳探し、道徳見つけ ③発表する ④通知表を付ける ⑤省みる という流れで進んでいきます。どの教材であっても物語文系の教材ならば、この方法で進めていくことができるので

道徳専科があってもよいと思う。

以前、つぶやいた専科の話。今日はこれについて考えていきます。 小学校は基本的に学級担任制をとっています。(筑波は専科制ですが・・・かなりの例外です。) ですので、基本的に担任が全ての教科を自分で教えます。 とはいえ、高学年になると芸術系の科目や、準備の必要な理科等では専門的な知識や技能が必要になってきます。また、高学年の先生は授業時間も多く負担が大きいのです。 そこで、音楽や理科等はそれを教える専門の先生が入ることで担任の負担を軽減することが出来ます。また、専科の先生

道徳授業の二つの方向性

岡山大附属小学校の個人研究発表会に参加してきました。土日に公開授業をしてくれる小学校は本当にありがたいです。平日の附属小学校の研究発表となると、どうしても一日出張になってしまいますから、自習時間を5~6時間も作ってしまうことになりますからね。 さて、岡山大附属の尾崎先生は結構珍しい、道徳の専科の先生です。専科と言えば筑波大学の加藤先生が有名ですが、研究校である附属小学校であれば、専科の先生はこれから増えてくるのかもしれません。 さて、さて、今日は岡山で見たことも含めて、3