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試験に落ちる人には共通点があるって話〜前半〜

まえがき

 「【落ちる人には共通点がある】なんてありきたりで意味がなさそう」

と思った人もいるだろう。
そう思った人は危ないかもしれない。

なぜならそういう人ほどその【共通点】を認識していないからだ。

当たり前だが受かる人には受かる人の共通点、
落ちる人には落ちる人の共通点がいくつかある。

もしかして今
「じゃあ受かる人の共通点を教えろよ」
と思ったとしたら今、落ちる人の共通点に一つ当てはまってしまった。
※これがなぜ落ちる人の共通点なのかは本編で説明

でもまだ大丈夫。他を潰せばいいだけ。

受かる人の共通点ではなく落ちる人の共通点を話す理由は

「受かる人と同じことをやるのは難しいが、落ちる人のやることはしなければいいのでやりやすい」

からだ。

例えば「受かる人の共通点」に
”高校生までに勉強の習慣があり、勉強が苦じゃない”
などがあったらどうする?
もう無理だ。諦めるしかない。

強者には圧倒的な人が一定数いて、どうやっても真似できないことが少なくない。
それを紹介してもしょうがないので、それはまた別の機会に譲ろうと思う。

一方、「落ちる人の共通点」の多くは

「〇〇をやらなかった」
「〇〇を知らなかった」

など簡単に改善できるものが多い。
つまりそこを知って、順番に潰していけばその人と同じ道を辿ることは避けることができる。

勝つには2通りあり、
「勝者になるか」
「敗者にならないか」
だ。

勝者になる自信があるか?

これを見る多くの人は細胞診試験を受ける人だと思うが、多くは社会人だ。

社会人は時間が無いだけでなく、疲れてから勉強をする必要がある。
その時点で状況的にはかなり厳しいと思う。

だから勝者になる道よりも敗者にならない道のほうが勝てる可能性が高いと私は思っている。

今回は自信が無い人ほど見てもらいたいし、そんな人ほど効果がある内容になっていると思う。

いつもSNSなどでみんなと一緒に勉強してきた私は知っている。

すでにあなたが頑張っているということを。

そんな人たちが少しでも報われるように少しだけ知っていることを紹介します。

さあ、試験合格に近づきましょう。

いつも一緒に勉強してくれているあなたを応援しています。

落ちる人の共通点は6つ

今回紹介したい落ちる人の共通点は次の6つです。

  1. 重要ではないことを気にしすぎる

  2. 気が散る要因を近くにおいている

  3. 1人で勉強できない

  4. 勉強が楽しくないという思い込み

  5. 勉強をする理由が知識をつけるだけではないことを知らない

  6. モチベーションだけで勉強している

タイトルだけでも思い当たる節がある人もいると思うが、ひとつずつ見ていこう。

これを潰していければきっと合格に近づくよ。

1.重要でないことを気にしすぎる

成績がよくない人は重要じゃないことに時間を使いがち。

この中にも2種類あって、
①重要じゃない疾患にこだわる
②重要じゃないやり方や考え方にこだわる

今まで質問箱などで3000以上の質問回答をしてきて分かったことです。

まず①の重要じゃない疾患にこだわるに関しては

  • 類内膜癌のG1とG2の鑑別がわかりません

  • ASC-USが取れません、細胞像を教えてください

  • マントル細胞リンパ腫の細胞像を教えてください

  • 軟部腫瘍の規約改訂点が知りたいです

  • 篩状構造を示す多形腺腫と腺様嚢胞癌の鑑別を教えてください

  • 乳腺相似分泌癌の細胞像を教えてください

などです。

これらは全て試験とほぼ関係ないどころか、気にしない方が点数が上がる可能性があります。

なのにこれらが気になって前に進めない人がいることが分かりました。

これらの疑問がなぜ重要でないかというと、

「レベルが高すぎる」ためです。

類内膜癌G1とG2の鑑別も乳腺相似分泌癌の細胞像も資格を取った人でも難しい。

以前、試験を作成している人と話したことがあるのですが、その時に

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