【dot.プロジェクト育成ラボ】新しい旅のかたちbyあき
こんにちは、プロラボメンバーのあきです。
プロジェクト育成ラボは、プロジェクトを進める知識やテクニックを学び、様々なプロジェクトの実現を目指すインターシップです。
今回のノートでは、街中にもくもくと湯気が立ち上る鉄輪で行われたフィールドワークでの内容、学びを残したいと思います。
大分・別府をめぐり、知り、感じる3日間
大分県を代表する会社の見学やその土地で愛され続ける食べ物、地元の方と交わる機会がたくさんありました。会社訪問では、全く職種の違うプロジェクトの概要やなぜそのプロジェクトが生まれたのか?、困難とその乗り越え方などプロジェクトの在り方をインプットすることができました。
「『鉄輪』と言えば」をお題にしたペア写真対決では、実際に街歩きをし、何気ない建物やオブジェをじっと観察したり、観光客やお店の方に話しかけたりなど、地域と関わる時間もありました。
”なんとなく”を実現するプロジェクト
プロジェクトの在り方を企業さんから学び、プロジェクトとは?とういう問いに対しての答えを見つけることができました。それは、困っていることや実現したいことを叶えるための過程だということです。会社内だけでなく、私たちも生活の中で困っていることや変えたいと感じる場面がありませんか?会社は、個人のふわふわとした悩みや課題が集まった場所とも言えるのではないかと思います。抽象的な課題を具体化して解決していく(=プロジェクト)先に、会社全体がより良くなっていくことを会社見学の機会で学びました。
二極化する観光の形
3日間のフィールドワークの中で様々な人そして話から地域に関する学びがありました。私が一番印象に残っていることは、鉄輪観光をする人には2つのスタイルがあったということです。一つ目は、インバウンドや国内旅行で鉄輪を訪れる人々。二つ目は、温泉に入って療養する”湯治”で訪れる人達です。この話は、有名な「いでゆ坂」の中にある『八百屋六角ストア』の店主さんから聞きました。大分の新鮮な食材と一緒に、長期滞在を楽しむことができるようにお店をオープンしたようです。
私がなぜ印象に残っているかと言うと、『観光とはなんだろう?』と考えさせられたからです。実際には、お店ではスムージーなどの食べ歩きできるものが売れています。地獄蒸しも綺麗に管理されたものもあれば、昔から使いこまれた年季の入ったものもありました。何を体験するか、感じるかを自由に選べることは観光の良いところです。今回、私はいわゆる“一般的な観光“つまり“短期的にその場を訪れる”スタイルとは別の角度から鉄輪という地域を知ることができました。これは、プロラボでの地域と関わる機会の先にあった新たな発見でした。
人と繋がることの面白さを体感
今回のフィールドワークでは、新しい旅のかたちを見つけることができました。一般的に温泉や地獄蒸し、砂風呂、かぼす、大分を代表するものやイメージはすぐに思いつくことができると思います。しかし、それらを体験しに行くだけではなく、その土地の景色や働いている人に実際触れることによって、普段通り過ぎてしまうことにも意識が向くようになったり、自分の中でのモヤモヤに気付けたりするようになる思います。
私はフィールドワークで、地域の人を通じて歴史や文化を知ることを体感しましたが、プロラボメンバーによって、その学んだ内容は様々です(他のメンバーのnoteで是非チェックしてみてください!)。読んで下さっている方にも、dot.での企画に参加し、自分だけの体験をしていただきたいです。
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