脱穀、だっこく、大だっ穀! 10月24日

画像1 秋です、実りの季節から収穫の季節ですね、どすこいでは様々な作物を育てたり、収穫したりもしています。その都度その都度気温や天候や季節を感じながら、「今年は雨が多かったなあ」とか「今年の夏は暑かったなあ」とか「今週の週末は気温が下がりそうだなあ」とか、野外で活動するので外の環境の変化にはみな人一倍敏感かも知れません。 そして今年もお米の収穫後の脱穀の季節がやって来ました、今年はなんと・・・大豊作との事でした。
画像2 シカなどの動物に食べられる分が少なかったのか、そういった繰り返しを経てどうすれば多くお米が取れるのかずっと工夫して来たのですね。 今年の豊作に感謝をしながら陽楽の森での脱穀作業、今日も元気にスタートです。
画像3 さあ、陽楽の森についてひと遊び終えたら脱穀作業をスタートです。この脱穀を行うまでの準備もゴリさんとボランティアスタッフが準備してくれています。
画像4 脱穀機を前にしてみんな少し腰が引けているようだけど、それもまた正しいのです。 脱穀機は高速で回転するドラムについた歯が稲わらに触れることでお米を吹き飛ばす機械だから近づき過ぎるととっても危険、この機械は使い方を間違えると怖いものだ、その様な意識はどの機械に触れても同じなのかもしれません。
画像5 脱穀してふるいにかけて大きなわらくずを取り除くと次はこちらの機械?唐箕(とうみ)の出番です。こういう上から入れてぐるぐるぐるぐる回したら下の穴からザーっと出て来る仕組みって何だか惹きつけられるものがあるのですね。何度も何度もやりたくなる。
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画像7 今回の脱穀はたっぷりとあったので土曜日と日曜日と2日間たっぷりと行いました。昭和町部屋、王寺町部屋のメンバーも一緒に3事業所合同でぐるぐるぐるぐる大脱穀だーーー。
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画像9 お米がいっぱい!やることもいっぱい!
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画像12 唐箕を使って風を起こすのも、コツがいるのです、強すぎても弱すぎてもダメ、ちょうど良いスピードでぐるぐるぐるぐる回していくのだけれど、そのちょうど良い加減というのを伝えるのもまた大変ですね、「ああ!速い、速い!速すぎる!」「今度は遅い、もうちょっと速く!!」 自分の微かな感覚を伝える事は難しいこと、でもだからこそ面白いし貴重なのかも知れないのですね。
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画像14 入れて回して、また入れて回して、回せば回すほどわらくずや軽いもみ殻が飛んで、中身の詰まったお米だけが残って行きます。これを食べるんだーーってね、もうすぐ自分たちの知っているお米になるのかな?
画像15 はい、今年も自分達で植えて刈ったお米を脱穀する事が出来ました。最初はひょろっとした数本の苗だったけどいつの間にか大きく実って黄金色の稲穂になってくれました。 ここまでくればあともう少し、お米として僕たちの口に入るまでもう少し、その期待を胸にこの週末の脱穀作業終了です。脱穀機もみんなで片付けて、使うのはまた来年かも知れません。 また来年この脱穀機を使って脱穀作業が出来る様に願いを込めて今日の活動を終わりたいと思います。ありがとうございました。
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