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春分図、新月からの流れと冥王星と

昨年の秋に
秋分、冬至を読んだ時に
春分までのチャートを
出していて

すっかり、
忘れていたけど
チャートの横に
その時出てきた言葉が
次のように書かれていました。

「知りようのないことを
知るように、強いられる」

改めて見ると、
なぞなぞかトンチみたい、、、。

「知りようのないこと」

今までなら知る必要が
あまりなかったこと。
知ろうとしても理解できないから、
知らなくてもよかった。
誰も見向きもしなかった。

そのようなことかもしれません。

「知るように強いられる」

どういうこと?
と、頭を捻って考えてみました。

春分は、昼と夜の長さが同じ。
お彼岸でもあります。

あちらの世界とこちらの世界が
ちょうど半分。

魚座という終わりの星座から
牡羊座という始まりの星座
に移っていく流れ。

この流れを表す言葉は

「死から生」
「あの世からこの世」
そして
前回の満月で触れた
「タナトスとリビドー」
にも関係します。

牡羊座は「I am」
自己、自我の始まり。

そうするとこういう問いが
頭をもたげてやってきているとは
考えられないでしょうか?

「自己とは何か?」

おっと、これは考えても
すぐ答えが出ませんね。
まさに知ろうとしても、
知りようのないことです。

それこそ答えが出ない問い。

なぜ、そんな難しいことを
このタイミングで
知る必要があるのでしょうか?

この混沌とした時代。
今、大きな変化が
起きているのは確か、、、。

これを知ることが
この時代を乗り越える
何かヒントなのかもしれません。

今の世の中といえば
自己、エゴを満足させることに
躍起になっている時代と
言えますね。

SNSの登場により
エゴはもう
いっぱい、いっぱい。
ピークに来ています。

もうそういうのは
そろそろいいんじゃないかと。
これは終わる時期なんだよと
今回の星図が語りかけているように
感じるのです。

3月に入って土星が動き、
この春分、そして新月。
連続して冥王星も動く。

冥王星は「破壊と再生」をもたらす星。
それが水瓶座という「公」を表す
星座へ向かっていく。

自分だけが良ければいい。
自分たちだけが助かればいい。
それではダメだよと。

この一連の星の動きが、
念押しのように感じるのです。
自己の世界が、終わることへの。
終わらせずに再生はない。

皆が本当に平らに、
公平になるには
自己、エゴの世界で
突き進んで来たことが
弊害になっている。

デルフォイの神殿にある
「汝自身を知れ」
そしてヒロシマの平和の鐘にも
刻まれています。
「自己を知れ」

これこそ
平らになるための鍵だよと
教えてくれているのでは
ないでしょうか?

「自己とは何か」

そこを問うように、
これから強烈に強いられる。

そんな予感がする、春です。

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