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岐阜県道287号 上芥見廃道

岐阜県道287号線は関市上白金から途中長良川左岸に沿って岐阜市の忠節橋を終点とする一般県道です。
そんな道の途中にある藍川橋〜リバーサイド大橋の間には道路拡張で生まれた廃道が存在します。
2012年6月のストリートビューや2008年の航空写真を見た感じ、この廃道は2010年〜2011年頃まで現役だったと思われます。
かなりの小ネタですが最後まで見てくれると嬉しいです。
周辺図はこちら

時系列では以下の記事の続編となっています。

本編

前回探索した藍川橋から北に歩くことに
数日前ここを通ってたら何かこの先に違和感を感じたためついでに探索

この舗装の感じ、この白線、間違いなく廃道だ
ただここからでは全容がハッキリと見えない
先に進んだら分かるのかな?

草に埋もれかけてる制限速度の路面標示
当時のセンターラインは立っている位置にあったのだろうか?

少し見にくいけどセンターラインを発見
画像右端にあるゼブラゾーンも廃道の物

振り返るとこんな感じ
廃道が草に覆われているが、これこそらしい姿である

さっき言ってた廃道のゼブラゾーン
やはり廃道歴十数年となるとこんな状態になるのか

この先は1.5車線ゾーン
今では前後に渋滞スポットを抱えてる大きな道路がこれでは完全に心許なかっただろう…

今となっては廃道に木が生えている
自然に還ろうとしているのだろうか?

関係ないけど…
防草シートの上に草が生えているが、果たして存在意義があるのだろうか?

廃道の特定が不可能なレベルの雑草
廃道化してからずっと放置されている証拠でもある

この感じ、まさか中に入れる?
ここだけ何故かカードレールが存在しない
そうなってくると中に入ってみたいところだが、この廃道は歩道から全貌を大体伺えるので今回はパス

廃道の様子
完全に雑草と防草シートに埋もれてて道筋を掴みにくい状況
廃道の奥にあるのは津保川と今川の合流地点

道筋が掴めないことを嘆いてたら終わりが近づいてきた
せめて最後はいいものを見せてほしい…

この辺りになると雑草も減ってくる
それと同時に当時の舗装が見えてきた

当時物の舗装と白線、これは間違いない
そんなギリギリに白線があったのか
当時の1.5車線を考えると対向車が来ると減速必須だったのかもしれない

この雰囲気結構好きかも
言葉にできない魅力がそこにはある

最後に後ろを振り返ってみる
こうして見ると雑草の侵食がかなり進んでいるのがわかる
果たしてこの廃道は将来どんな形になっていくのだろうか?
(2024年3月撮影)

終わりに

今回は岐阜県道287号線の藍川橋〜リバーサイド大橋の間にある廃道を探索しました。
この道は2010年〜2011年頃に廃道化されたものと思われます。
それから約13年が経った今、廃道は自然に還り始めている様子です。
近くにある藍川橋の世代交代が行われていますが、こちらは約13年前に世代交代が行われた道です。
ぜひ藍川橋のついでに来てみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

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