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愛知県清須市 東海道線引き込み線橋梁跡

今回の舞台は愛知県清須市の五条川と東海道本線が重なる場所です。
その付近には清洲城と橋梁跡と未成線跡があります。
今回は東海道線引き込み線の橋梁跡にフォーカスを当てた記事です。
2年前に橋本体が撤去されたばかりなので遺構はやや多めに残っていると思います。
この橋梁のブログに関しては過去に簡易版を更新しましたが、今回はフル版且つ再来訪したものなので簡易版より情報量を多くしました。
最後まで見てくれると嬉しいです。
周辺図はこちら

本編

探索パート

北側の橋台を下から撮影
橋台には橋桁が乗っていた部分に線支承がある
下から撮っているため1つしか見えない

その奥を走る電車はJR東海313系電車

南側の橋台を対岸から撮影
草で見えにくいがここの橋台にも橋桁が乗っていた部分に線支承がある

一旦橋梁跡から離れて清洲城を撮影
晴れている日であれば大手橋と清洲城がいい風景を醸し出していたことに違いない

南側の橋台を大手橋から撮影
橋桁が乗っていた部分には支承(線支承)が2セット並んでいる
鏡台の上には白い看板があるのだが、これの詳細については「参考になるサイト」欄に掲載したサイトで見てほしい
流石にJRの土地かどうか怪しい場所に侵入はできない

それに撮影日が雨だったのか何となく川が増水しているように見える

北側の橋台を大手橋から撮影
こちらにも橋桁が乗っていた部分には支承(線支承)が2セット並んでいる
橋桁がある時には見えなかったもの

N700系新幹線と橋梁跡
南側の橋台を写した部分

やはりここは立ち入り禁止の模様
1年半前までは中途半端な柵のせいで入り放題だったが今は流石に封鎖されている
(2024年7月撮影)

概要パート

この橋梁は1963年に建設され、2022年6月〜2023年1月頃に撤去されました。
2024年7月時点では橋台だけが残っています。
この橋はキリンビールへの引き込み線に使われており、1984年頃に廃止してからも長期間橋は残り続けました。
なお肝心の麒麟麦酒名古屋工場専用線全体に関しては2024年内には取り上げないと思います。
撤去時期が最近のため今回は航空写真を使わず関連サイトのリンクを貼る程度に済ませます。

参考になるサイト

2016年時点の記事
麒麟麦酒名古屋工場専用線の詳細はこのサイトを参照
今回注目した廃橋梁の詳細まで書き込まれている

2020年時点の記事
廃止前後の過程まで書かれているので直近の時系列を写真で追いたいならこのサイトを参照

終わりに

今回は愛知県清須市にある麒麟麦酒名古屋工場専用線跡の五条川橋梁跡を探索しました。
1984年頃に役目を終えたにも関わらず少なくとも2022年6月まで残り続けた理由が最大の謎になると思います。
現在は橋台だけが残っている状況です。
この付近には他にも未成線跡があるため、その記事は追々更新していきます。
さらに麒麟麦酒名古屋工場専用線も半年以内には探索・更新できる環境が整うと思うのでご期待ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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