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東京市場で注目されているニデック(6594)とシマノ(7309)の最近の動向(4/24)



ニデックは、低迷期から持ち直して、今年4月には6,930円まで株価が回復。その上、2024年度の営業利益が前年比で41.0%増となる見通しを発表しましたが、市場予想には届かない結果となりました。こうしたニュースはちょっと肩透かしを感じますが、年間配当が前期比5円増となる予想は、私たち長期投資家には朗報です。配当の増加は、企業の健全性と将来への自信の表れ。この点は評価して良いでしょう。

一方で、シマノは2月の低点から素晴らしい回復を遂げ、4月には24,845円まで上昇しました。さらに、今期の営業利益予想の上方修正と共に260億円を上限とする自己株取得を発表。これは投資家にとって非常に心強いニュースです。ただ、前期比で32.1%の減益予想は少し気がかり。しかし、自己株取得の発表は会社の自信の表れと捉えることもできますし、株価にプラスの影響を与える可能性が高いです。

投資は数字だけでなく、会社の将来性を信じる心も必要です。ニデックの増配予想やシマノの積極的な自己株取得計画には、それぞれの会社の明るい未来への期待が込められています。

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