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お砂糖ひとさじの往復書簡

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千田あすかと堂坂由香のエディター2人の雑誌編集者ユニット、お砂糖ひとさじの往復書簡。ほのかに甘くて儚いものやことを形にします。 instagram: @osatouhitosaji
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2021年5月の記事一覧

コロナ禍のシンガポールで感じたこと

今日はなんだか文章を書きたい気分で、ほかにやらなくてはいけないこともあるんだけど、書くことにしました。 この1年、あまりにも生活が変わってしまったよね。でもそれが普通になりつつあって、なんだか不思議だけど。人間ってやっぱり環境に適応しちゃうのかな。 由香が書いてくれたこと、私もそんなふうにシフトしているなって思った。 これは、昨年の自分が書いていたこと。 シンガポールでのロックダウンの2ヶ月の経験は自分の人生でもとても大きなことで、今の考え方、行動パターンも、このときと

一年前と比べて変わったこと

あすかは日本の生活に慣れてきたかな? 早くコロナが収束して気軽に会いに行ける世の中になってほしいって切実に思ってるよ。 あすかが前回書いてくれたように、この一年で働き方のスタイルや考え方はガラリと変わったよね。日々の生活って地続きだからなかなか変化に気づきにくいけど、働き方以外に変わったことはなんだろう?って改めて考えてみたよ。 ・地上波のテレビをほぼ観なくなった(その代わりNetflixは観る) ・海外のオンラインショップでも服を買うようになった ・ウーバーイーツ的なフ

昭和な生き方はもうやめたいよね

由香、お仕事が忙しいのは落ち着いたかな? GWは少しはゆっくりできた? 編集者という仕事は、なぜか忙しいのが平常運転みたいなところがあって、この業界自体がこういう働き方が当たり前っていう意識からなかなか抜け出せないよね。 でも、本当はそんなことないんだと思う。もっと余裕を持ったスケジュールで、遅い時間は基本的に働かないルールを確立すればいいし、撮影や取材で現場に出向かなくてはいけない日以外は、オンラインで済むことが実はほとんどだから在宅勤務だって全然できるはず。 私も20代